Society 社会

お取引先様との取り組み

サプライヤ(商品仕入先)様との取り組み

サプライヤ(商品仕入先)様との取り組み

アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ

「LOHACO ECマーケティングラボ」の取り組み

「LOHACO ECマーケティングラボ」の取り組み

生活者とメーカーを無駄なく直接つなぐ「社会最適」な流通プラットフォームを目指す「LOHACO ECマーケティングラボ」。お客様・メーカー・LOHACOの3者が“win-win-win”となるプラットフォームを構築すべく活動を推進しています。
アスクルは、「データは社会に還元され、活用されるべきもの」という思想から、LOHACOにおける顧客データや購買データなどのビッグデータをラボ参加企業にオープン化*。参加企業はすべての参加企業のデータを閲覧することができ、これらのビッグデータを分析することでお客様の購買行動や嗜好・ライフスタイルを把握しています。さらに、事例共有会や勉強会を通じて情報のオープン化・共有知化を行い、業種や企業の垣根を超えたECマーケティングの学びと成長の場となっています。

*オープン化するデータでは、氏名、生年月日等の個人情報を削除しております。

◎関連ニュースリリース:
「『LOHACO ECマーケティングラボ』、第8期123社の参加企業と始動。
ラボ機能のDXを実現、参加企業とSDGsを意識した共創を推進!」
https://pdf.irpocket.com/C0032/bxTh/g8SR/jope.pdf
社会最適のECビジネスを創造し、社会利益を実現する
アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ

「Consumer Brand商品(CB商品)」の開発

「Consumer Brand商品(CB商品)」の開発

「LOHACO EC マーケティングラボ」の活動の一環で2015年から開始した “暮らしになじむデザイン”の取り組みは、アスクルが参加企業と協働し「ECならではのデザイン」について研究を重ねているものです。
2019年以降は、暮らしになじむデザインの追求のみならず、「サステナブル」の要素を強化しつつ、さらに暮らしの変化に適したお悩み解決につながるポイントを併せ持つ商品開発に取り組んでいます。

「暮らしになじむデザイン」

LOHACO ECマーケティングラボでは、“店頭を通らないから実現できる生活者起点のデザイン商品”=「Consumer Brand商品」として、店頭で目立つのではなく、家の中でなじむデザインを施した商品を、メーカーとともに自由な発想で開発しています。
「Consumer Brand商品」はEC(ウェブ/通信販売)ならではの売り方として注目されています。

従来の日用品は店頭で手に取られやすいように、商品の効果・効能・機能を前面に表示したパッケージデザインが主流でした。購買時に差別化を図りやすい「目立つパッケージ」は、購入後の暮らしにはなじまず、“パッケージをはがす”、“見えない場所にしまう”、“他の容器に詰め替える”といった手間がありました。
LOHACOではこうした課題を解決するため、店頭を通らない商品だからこそできる、暮らしに心地よく調和するパッケージデザインを開発、ウェブサイト上の売場における細やかな商品紹介と連動することで、お客様のニーズに合致し、出しっぱなしにできる、時短に繋がる、などの新たな価値を提案してきました。

「サステナブル」

LOHACOでは、普段の何気ないお買い物がサステナブルな社会につながることを目指しています。 いつも使っている商品が実は環境に配慮していたり、お得なお買い物が廃棄の削減につながっていたり。 そんなお買い物体験を通じて、お客様と一緒にサステナブルな社会を作っていきたいと考えています。暮らしになじむデザイン商品は、無理なくできるサステナブルをコンセプトに、4つの切り口「ごみを減らす」「資源を大切にする」「CO₂削減」「社会貢献」から商品企画をしています。毎日の日用品を暮らしになじむデザイン商品を選んで使うだけで手軽に取り組めるよう、サステナブルなポイントを整理・提案し、商品を開発・展開しています。

「暮らしのお悩み解決」

毎日のくらしの中にあるお悩みは家の中のあらゆる場所、シーンだけではなく外出先や職場・学校など家の外にもたくさんあります。また、コロナ禍で私たちの暮らしや意識に変化が生まれました。みなさんのお悩みによりそって「くらしをラクに楽しくするお手伝いがしたい」という思いで、商品を企画し、ご提案しています。

「くらしによりそうLOHACO展」

LOHACOが主催するオンラインイベント「くらしによりそうLOHACO展」は年に3回開催されます。そこで紹介される商品は、これまで築いてきた暮らしになじむデザインであることはもちろん、メーカーとの共創で生まれた課題解決力を持ち合わせた新商品のほか、お客様の声をヒントに開発した注目アイテムとして、発売中のオリジナル商品や限定販売商品も紹介しています。

時代とともに変化するくらしに まつわる悩みや課題に対し、時節に沿った悩みや課題の解決に役立つ商品をタイムリーにご提案し ます。

詳細は「くらしによりそうLOHACO展」サイトにてご覧いただけます。
https://lohaco.yahoo.co.jp/special/event/exhibition/
※開催期間(2021/9/2 – 2021/9/16)は終了しております。

CB商品事例  「LOHACO Water 2L」

ペットボトルのラベルレス化、軽量化に取り組んだ商品。
ラベルをはがす手間を削減したほか、処分時にはボトルをつぶしやすくしています。
外装箱はボトルが5本一列に並ぶスリムな形状を採用しており、家の隙間空間にすっきり収納することができます。北欧デザイナーによる採水地をイメージしたデザインで、届いたままの状態で保管できる点も好評です。

CB商品事例  「LOHACO Water 2L」
アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ

アスクル サステナブル調達方針

アスクル サステナブル調達方針

アスクルは「責任あるサプライチェーンの構築」の一環として、2021年4月に「アスクル サステナブル調達方針」を定めました。
持続可能な社会の実現に貢献するために、環境、安全、人権などに配慮し、企業としての社会的責任を果たします。

今後、本方針に基づき、商品採用・取引開始時および定期的な遵守事項に関するアンケート調査、製造委託工場の現地確認等の実施により、サプライチェーンにおける本方針の運用状況を確認してまいります。

アスクルは、引き続き、お取引先様と協働してサプライチェーン全体でサステナブルな調達の実現に取り組んでまいります。

アスクル サステナブル調達方針

アスクルはお客様への安心・安全な商品のご提供を持続可能にするために、「社会的責任の遂行」と「サプライチェーン全体の持続的発展」の両立を目指し、 全てのお取引先様と協働して実現する項目・取組みとして、「アスクル サステナブル調達方針」を定めます。

  1. 環境への貢献
    • 環境問題の抑制や緩和・汚染防止に資する原材料・商品を積極的、優先的に調達します。
    • 気候変動対策に取り組み、温室効果ガスの発生を抑制します。
    • 廃棄物を抑制し、資源・エネルギーの循環・再生・有効活用に努めます。
    • 生物多様性を保全し、森林・水資源を含む自然資源の維持・改善に努めます。
  2. 安心・安全な商品
    • 商品の品質・安全性の向上に努めるとともに、コスト・納期の適正化に努めます。
    • 商品情報の正確性を含む表記に関する品質の向上に努めるとともに、知的財産の保護・機密保持・個人情報保護に努めます。
  3. 法令等の遵守と公正公平な取引
    • 調達に当たっては各国および地域で適用される法令、条約等を遵守するとともに、業界基準・国際規範等に則って行います。
    • 反社会的勢力とは一切の関係を持たず、不当な要求は拒絶します。
    • お取引先様の立場と権利を尊重し、強要や贈収賄を含むあらゆる腐敗の防止に取り組み、健全で公正・公平な取引を行います。
  4. 人権の尊重
    • 事業に関わるすべての人々の人権を保護・尊重します。
    • サプライチェーン全体における、強制労働、児童労働、ハラスメント、差別を含むあらゆる人権侵害および人権侵害への加担を排除します。
  5. 労働環境への配慮
    • 適正な賃金と諸手当の支払、福利厚生の提供、労働契約の締結を適正に行い、関連法令を遵守するとともに、労働者の権利を保護します。
    • 過重労働を排除する等、事業に携わるすべての従業員の労働環境・健康・安全衛生に配慮します。
    • 多様な個性と価値観を尊重し、成長と革新を通じて、働きがいのある仕事・職場づくりを推進します。
  6. リスクと変化への対応
    • 自然災害等の有事や大きな社会環境の変化においてもお客様への商品供給を止めない責務を果たすため、商品の調達を継続できる体制を構築します。
制定日:2021年4月6日
アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ

サプライヤー様との取り組み

アスクルブランドのコピー用紙に関する取り組み
アスクルでは、「アスクル紙製品に関する調達方針」(2004年制定・2005年改訂)に伴い、コピー用紙の製造委託先から、「トレーサビリティ調査表」を入手し、調達方針に沿った原材料の調達を実施しています。
アスクル株式会社 CSR推進部

サプライチェーンCSR調査の実施

サプライヤ(商品仕入先)様向け「CSR調査」の実施

アスクルでは、サプライヤ(商品仕入先)様とともにCSR活動のレベルアップを進めていくために、2009年から、サプライヤ様に対して、環境・安全・人権その他のCSR(社会的責任)に関するCSRへの取り組み状況調査を行っています。
「CSR調査票」(アンケート調査票)は、ISO26000(社会的責任​に関する国際規格)、ISO20400(持続可能な調達に関する世界初の国際規格)等を参考にしつつ、2021年の「アスクル サステナブル調達方針」策定を機に調査票を改訂しており、同方針に含む6項目*に基づく、約50問の設問を設定して調査を行っております。

  • *6項目: 1.環境への貢献、2.安心・安全な商品、3.法令等の遵守と公正公平な取引、4.人権の尊重、5.労働環境への配慮、6.リスクと変化への対応

今後もアスクルは、社内はもとより、サプライヤ様などの「大アスクル*」を構成するパートナー企業各社、さらにはお客様や社会との、環境やCSRに関する積極的なコミュニケーションを図りつつ、リスクの低減とサービス・商品の品質向上を含むサプライチェーン全体のレベルアップを目指してまいります。

今後の取組みとして、調査回答に基づき、取り組みが不十分であると考えられる項目については、対話を通じた改善の依頼・確認等を進める予定です。
また、当社のPB(プライベートブランド)商品の製造委託先については、現地工場監査等を含む調査の実施を検討中です。

アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ

アスクル取扱販売店(エージェント)様との取り組み

アスクル担当販売店(エージェント)様との取り組み

担当販売店(エージェント)向けの研修プログラムの実施
アスクルでは2011年より、全国の担当販売店(エージェント)を対象として、アスクルのマインドやサービス概要、エージェント業務等の基礎知識習得のための研修を実施し、近年ではeラーニングシステムを有効に活用した研修・動画コンテンツの企画・配信を行っています。
エージェントの知見や経験を向上させ、アスクル本部が目指す方針を情報共有することで、お客様へのサービスレベル、情報提供の質の向上をはかり、高いレベルのお客様満足を目指しています。
オンライン研修では29講座をリリースし、延べ400社、934名、総受講回数4,349回(2023年5月21日~2024年5月20日)に受講いただきました。
今後もeラーニングシステムを有効に活用した研修、動画コンテンツの企画・配信を行うことで、お客様との接点を担うエージェントの総合的な提案力・解決力の向上に取り組んで参ります。
  • 担当販売店(エージェント)様向けeラーニング研修(TOP)
    担当販売店(エージェント)様向け
    eラーニング研修(TOP)
  • 担当販売店(エージェント)様向けeラーニング研修(環境コンテンツ)
    担当販売店(エージェント)様向けeラーニング研修
    (環境コンテンツ)
「アスクル・エージェントアワード」・・・ベストプラクティスを称え知の共有を図る取り組み
また2012年5月期より、アスクル担当販売店(エージェント)様向けの表彰制度「アスクル・エージェントアワード」を継続的に実施しております。表彰制度に合わせ、アスクル事業拡販に尽力いただいたエージェント様への謝意を示すための式典として、年に一度、極めて優れた成績を残されたエージェント様をお招きし、表彰式を開催しております。 表彰式の場では、各社や個人の気づき・ベストプラクティスを共有しております。2024年6月開催のエージェントアワードでは、計40名のエージェントに全国各地からご参加いただき、受賞者の方々の互いの功績を讃えあう姿や、壇上での決意のこもったコメントがとても印象的でした。
  • 2023年度の表彰式(2024年6月開催)の様子

今後もこのような取り組みを継続し、お客様への「大アスクル*」全体としてのさらなる価値提供と、より安心して便利にご利用いただける仕組みを強化していきたいと考えています。

 ∗ アスクルのプラットフォームでは、「大アスクル」として、さまざまなパートナー企業が企業の枠を越えて連携し、役割を分担しています。
こちらもご覧ください。

アスクル株式会社 CSR推進部

「ホワイト物流」推進運動への賛同・自主行動宣言

「ホワイト物流」推進運動への賛同・自主行動宣言

アスクル株式会社および配送業務を担う物流子会社ASKUL LOGIST株式会社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が参加を呼び掛けている「ホワイト物流」推進運動に賛同し、持続可能な物流の実現に向けた「自主行動宣言」を提出しています。

「ホワイト物流」推進運動とは

「ホワイト物流」推進運動とは、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的とし、「トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化」、「女性や60代以上の運転者等も働きやすい、より『ホワイト』な労働環境の実現」に取り組む運動です。

ASKUL LOGIST株式会社の「ホワイト物流」推進運動における、具体的な取り組み項目の概要は、以下の通りです。

■ASKUL LOGIST株式会社

  1. 集荷先や配送先の集約 /トラック運転者の拘束時間の短縮
  2. 船舶や鉄道へのモーダルシフト
  3. 運送契約の書面化の推進
  4. 契約の相手方を選定する際の法令遵守状況の考慮
  5. 荷役作業時の安全対策 /安全な作業手順の明示、安全通路の確保等
  6. ITを活用した積込み・配送時間の短縮 /ITを活用した自動配送ルート組成等

ASKUL LOGIST株式会社では、これまでも、モーダルシフトによるCO₂削減等、持続可能な物流の実現に取り組んでまいりました。 今後とも、お客様、サプライヤー様、物流事業者様、行政等、各ステークホルダーの皆様とともに、サプライチェーン全体の効率化、生産性の向上、労働負荷および環境負荷の低減などの取り組みを通じた、「ホワイト物流」の推進と持続可能な物流の実現に向けて取り組んでまいります。

アスクル株式会社 CSR推進部