アスクルは、「お客様のひとつのご注文、1回のお届けにかかる環境負荷を最少化していく」という考え方のもと、「最も効率的で、環境に配慮した流通プラットフォーム(=エコプラットフォーム)」を目指しています。「ASKUL Logi PARK 首都圏」は、エコプラットフォームの中核を担うエコセンターとして、稼働を始めています。「ASKUL Logi PARK 首都圏」という名称の「Logi」は、「ロジスティクス Logistics」という意味ですが、その他に「エコロジー Ecology」という意味をこめています。
当センターでは、全館でLED照明を導入しました。Hf蛍光灯に比べても、消費電力を約40%削減することができ、また、スイッチのエリアを細かく設定することによって、不必要な照明を消すことでさらに電力使用量の削減を見込めるようになりました。
もう1つ大きな目玉として、日本で初めてフランスB+Equipment社製の「I-Pack」システムを4機導入いたしました。この「I-Pack」は、商品の高さにあわせてケースの側面を折り畳み、外蓋で封函する自動梱包システムです。「I-Pack」の導入により、ガムテープが不要となり、緩衝材が大幅に削減でき、「梱包資材の削減」という環境長期目標にもつながることが期待できます。また、商品の大きさに合わせた最適な梱包方法は、輸送時の空間の無駄をなくすことができます。また、包装については、独自のシュリンクパック・システムを開発・導入しました。これにより、これまでの紙袋でのお届けの際に、一部の商品で破損・再発送していた問題を解決できるものと考えております。
外壁の一部は、今後数年をかけて壁面の緑化を行っていまいります。当センターそのものがアスクルの「エコプラットフォーム」をイメージできるようなセンターになっていくことを目指しています。