ちょいと個性的で、そして大好評の手提げ紙袋Come bagに第三弾が生まれ、現在販売中です。
こちらについてご紹介したいと思います。
さて、まずは聞きなれない「端材」についてご説明します。
端材(はざい)は、木材・木製品や紙製品などの加工過程で生じる、製品化されなかった切れ端などのことを指します。
端材は通常、大きな材料から余った小さな断片や切れ端の形で存在し、捨てられることもありますが、現在は創造的な利用方法やリサイクルの取り組みによって、廃棄物の削減や資源の有効活用がさまざまな分野で進んでいます。
この端材を原材料に活用したのが、今回の端材から生まれたCome bag。
紙袋の製造者であるスーパーバッグの製造過程で発生する端材は捨てられてはいませんでしたが、どこかで古紙の原料として使用されていました。これを使って、紙袋の原料となるパルプをつくってみては?と考え、今回の取組みに繋がりました。
「今回のCome bagも環境にやさしいだけでなく、色合いや質感にとことんこだわったスタイリッシュな紙袋になっています。サイズも使い勝手のよいものばかり。お客様にたくさん使っていただける良い商品になっていると嬉しいです。そして、商品開発から販売までお力添えくださった方々に心より感謝申し上げます。」
「今回もあらたなチャレンジができたことがとても楽しかったです。環境配慮型の手提げ袋を求める数多くの方のお役に立てれば嬉しい限りです。」
「リサイクル原紙を製造する工程、自社での手提袋の製造工程を具に見ることが出来、リサイクルを実感すると共に環境への取り組みの一助を担えたことを喜ばしく思っております。」
「弊社工場で生産する時に生じる端材が、素敵な手提袋に生まれ変わり、このようなアップサイクルの取り組みに参加出来たことを嬉しく思います。」
環境に配慮しながらお洒落に使える紙袋「Come bag/カムバッグ」が誕生。使い勝手のよい4サイズ展開で、サイズごとに違う色のハンドルも魅力です。各種物販用、ギフト・手土産用、引き出物用など幅広い用途にお使いいただけます。また、和洋問わずに使えるテイストなので業種も選びません。
環境に配慮しながらお洒落に使える紙袋「Come bag/カムバッグ」にリーズナブルな価格が魅力の横長・平紐タイプ3サイズが仲間入り。各種 物販用、ギフト・手土産用など幅広い用途にお使いいただけます。
環境に配慮しながらお洒落に使える紙袋、
アスクルカタログ リサイクル紙袋 「Come bag」
環境にやさしい商品ということだけではなく、色や質感にもこだわりました。
今回の横長タイプは開け口が広いので、商品の出し入れがしやすいのも魅力です。
商品名のアスクルカタログ リサイクル紙袋「Come bag」は、カタログが生まれ変わって製品(紙袋)になることを意図した「Come back/カムバック」と「Come bag/カムバッグ」をかけた、こだわりのネーミングとなっています。
ギフト・手土産用、物販用など様々な用途にお使いいただけるよう、使い勝手のよい3サイズを揃えています。
お店や企業の環境への取組みが、その先のお客様にもきちんと伝わるよう、紙袋本体へもFSC®マークや環境訴求のメッセージを印刷しています。
私たちアスクルは、創業以来、毎年カタログを制作してお客様にお届けしています。
新しいカタログをお届けする時に、役目を終えた古いカタログも回収し、古紙回収業者に買い取ってもらい、廃棄するのではなく資源として活用してもらっていました。
どこかでなにかに使われている、海外に資源として輸出されている、しかしカタログの末路を辿ることは難しいのが現状です。「その先」についても責任を持とう、原材料に戻し再び商品にできないかと考えました。
アスクルのカタログは、表紙の加工やプラスチックの部材などがなく、リサイクルがしやすいのが特徴です。(環境省リサイクル適正Aランク)
今考えると、自分たちが再資源化してリサイクルするためにと考えられた仕様だったのかもしれません。
持続可能な開発目標(SDGs)の中に「つくる責任 つかう責任」があります。
どんな材料を使って、どこで、どんな人がつくった商品なのか、きちんと説明する必要が私たちにはあります。また、それらをお客様が確認し、商品や購入する会社を選択する時代が、もう来ているんだと思っています。
このプロジェクトは、商品開発担当者のアイデアからスタートしました。
私たちのチャレンジに、サプライチェーン各社が共感、協力をしてくれました。
製造プロセスには、古紙回収・古紙パルプ製造・抄紙・製袋/加工があります。