アスクルは、「仕事場とくらしと地球の明日に『うれしい』を届け続ける。」というパーパス(存在意義)、バリューズ(価値観)、DNAからなる「ASKUL WAY」に基づき、お客様、株主・投資家、パートナー企業、社員、その他、社会の様々なステークホルダーの声に耳を傾けるとともに、社会的意義のある新たな価値を創造し続けることで、様々な社会の課題解決に寄与したいと考えております。
そのために、コンプライアンス経営をさらに徹底し、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を図ることで、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努め、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでまいります。
アスクルのコーポレート・ガバナンスに関する詳細は、「有価証券報告書」および「コーポレート・ガバナンス報告書」をご覧ください。
アスクルのコーポレートガバナンス・コードの各原則の実施状況の詳細については、最新の「コーポレート・ガバナンス報告書」をご覧ください。
・コーポレート・ガバナンス報告書
※「コーポレートガバナンス・コード」とは
東京証券取引所により2015年に策定されたもので、実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則が取りまとめられています。(2015年6月から上場企業への適用が開始。2018年6月、2021年6月に改訂がなされています。)
詳しくはこちらをご覧ください。
※以下、2022年8月4日時点の情報に基づいております。
2022年8月4日現在での取締役は10名で、うち5名が社外取締役(うち、4名が独立役員)であります。
取締役会では、経営戦略や新規事業の事業計画および重要な業務執行などの提案についても活発、かつ、有効な議論がなされております。第59期(2022年5月期)において、取締役会は、15回開催しました。
2022年8月4日現在での監査役は3名で、うち2名が社外監査役(うち、2名が独立役員)であります。監査役会では、監査に関する重要な事項について報告を受け、協議を行い、または決議しております。第59期(2022年5月期)において、監査役会は、20回開催しました。
上記、取締役会、監査役会のほか、「1.経営会議」「2.特別委員会」「3.独立社外役員会議」「4.指名・報酬委員会」「5.サステナビリティ委員会」「6.リスク・コンプライアンス委員会」「7.労働安全衛生委員会」「8.品質マネジメント委員会」「9.情報開示委員会」を設けております。
1.経営会議
CEO(吉岡晃 議長)、社内取締役(保苅真一)、COO(川村勝宏)およびCFO(玉井継尋)で構成され、各規程に基づき審議すべき業務執行に係る議案を精査し、付議しております。第59期(2022年5月期)においては、40回開催しました。
2.特別委員会
当社は、2021年コーポレートガバナンス・コードの改訂を受け、同年8月4日開催の取締役会決議により、新たに、当社の取締役会の監督機能を強化し、当社および当社グループの適切なコーポレート・ガバナンスの向上および経営の透明性の確保、ならびに、支配株主およびこれに準ずる支配力を有する主要株主(支配的株主)と少数株主との利益が相反する重要な取引および行為に際しての少数株主の利益保護および株主の公正性・公平性の担保に資することを目的に、取締役会の常設の諮問機関として、特別委員会を設置いたしました。第59期(2022年5月期)においては、4回開催しました。
2022年8月4日現在の構成員は以下の通りです。
3.独立社外役員会議
当社および当社グループの適切なコーポレート・ガバナンス体制の構築および企業価値の向上を目的に、独立社外取締役および独立社外監査役(以下「独立社外役員」という)がコーポレート・ガバナンスに関する事項、取締役会の議案内容、当社の事業や経営に関わる重要事項その他独立社外役員が必要と判断した事項について、自由に情報交換や意見交換を行うこととしております。第59期(2022年5月期)においては、6回開催しました。
2022年8月4日現在の構成員は以下の通りです。
4.指名・報酬委員会
指名・報酬委員会は、当社および当社グループの適切なコーポレート・ガバナンスの構築および経営の透明性の確保に資することを目的に、取締役会の常設の諮問および勧告機関として、すべての独立社外取締役およびCEOで構成され、取締役会の諮問に基づき、以下の事項について審議し、取締役会に答申します。
同委員会は、上記の各事項について、自ら調査をし、取締役会に対して意見を述べ、助言、勧告をすることができます。また、答申・勧告等を行った事項につき、株主総会等で意見を表明することができます。第59期(2022年5月期)においては、23回開催いたしました。
なお指名・報酬委員会の委員は以下の通りであります。
5.サステナビリティ委員会
当社および当社グループの社会的責任を果たし、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図り、取締役会のガバナンス機能を補完することを目的として、サステナビリティおよびESGに関する課題や方針の審議、決定、および下記6~9.の各委員会のモニタリングを行っています。委員は、代表取締役(吉岡晃)、リスク担当取締役(玉井継尋 委員長)を含む社内取締役(保苅真一)、COO(川村勝宏)、および、下記6~9.の各委員会の委員長で構成されています。また、アドバイザーとして、社外取締役または監査役(社外監査役を含む)1名以上(市毛由美子 社外取締役、今村俊郎 常勤監査役、浅枝芳隆 社外監査役)が選任されております。第59期(2022年5月期)においては、12回開催しました。
なお、2021年8月4日開催の取締役会決議により、従来の「CSR委員会」を「サステナビリティ委員会」に改組しております。
6.リスク・コンプライアンス委員会
当社および当社グループにおけるリスクを管理するとともに、法令や社内外の規則・規範を遵守し、適正な業務遂行を図ることを目的として、下記7.8.の各委員会での所管事項以外の事案に関するリスクおよびコンプライアンスの状況についての把握と対策に取り組んでいます。委員は、代表取締役(吉岡晃)、、リスク担当取締役(玉井継尋 委員長)を含む社内取締役(保苅真一)、COO(川村勝宏)、法務担当部門の本部長で構成されています。また、アドバイザーとして、社外取締役または監査役(社外監査役を含む)1名以上(中川深雪 社外監査役)が選任されております。第59期(2022年5月期)においては、12回開催しました。
7.労働安全衛生委員会
当社および当社グループの労働安全と労働環境の向上を通じて、スタッフおよび従業員等の安全確保および心身の健康・向上、ならびに、生産性と士気の向上を図ることを目的として、労働安全衛生に関する状況の把握と対策に取り組んでいます。委員は、リスク担当取締役(玉井継尋)を含む社内取締役(保苅真一)、COO(川村勝宏)、人事担当本部長(上野啓之 委員長)、物流、経営企画、法務、CSR、総務、経営企画担当部門の本部長、および内部監査の部門長、アスクルロジスト株式会社 代表取締役社長で構成されています。また、アドバイザーとして、社外取締役または監査役(社外監査役を含む)1名以上(塚原一男 社外取締役、今村俊郎 常勤監査役)が選任されております。第59期(2022年5月期)においては、12回開催しました。
8.品質マネジメント委員会
当社および当社グループを含むバリューチェーン全般のサービスおよび取扱商品の品質向上、ならびに、サービスおよび商品の品質管理機能の強化を図ることにより、お客様の信頼および満足度を向上させること、お客様へ安心・安全な商品をお届けすることを目的として、バリューチェーン全般におけるサービスおよび取扱商品の品質に関する状況の把握と対策に取り組んでいます。委員は、代表取締役(吉岡晃)、リスク担当取締役および経営・品質KPI担当取締役(玉井継尋)を含む社内取締役(保苅真一)、COO(川村勝宏)、カスタマー対応本部長(桜井秀雄 委員長)、商品、商品品質管理、 BtoB、BtoC、IT、物流、経営企画、法務、CSRの各担当部門の本部長、ならびに、商品品質管理担当部門の統括部長、内部監査の部門長、アスクルロジスト株式会社 代表取締役社長等で構成されています。また、アドバイザーとして、社外取締役または監査役(社外監査役を含む)1名以上(青山直美 社外監査役)が選任されております。第59期(2022年5月期)においては、11回開催しました。
9.情報開示委員会
当社および当社グループの適切な情報開示により、経営の透明性を高めることを目的として、開示の決定をしております。委員は、情報取扱責任者(玉井継尋 委員長)、IR、広報、財務、経営企画、経理担当部門の本部長、統括部長および部長、ならびに、法務、CSR、総務、人事担当部門の本部長および統括部長等で構成されています。第59期(2022年5月期)においては、36回開催しました。
※各委員会を含めた、「現状のコーポレート・ガバナンス体制の概要(企業統治の体制)、ならびに、「コーポレートガバナンス・コード」への対応状況については、以下の「有価証券報告書」、「コーポレート・ガバナンス報告書」をご覧ください。
◎参考
・有価証券報告書
・コーポレート・ガバナンス報告書
・内部統制システム構築の基本方針(2022年6月8日 改定)(PDF:199KB)