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Environment 環境

環境配慮商品・サービス

環境配慮した商品・サービスに関する基本的な考え方

環境配慮した商品・サービスに関する基本的な考え方

グリーン商品の展開やオリジナル商品における環境基準の設定・取り組みなど環境配慮型商品の企画・販売を推進し、お客様に安心・安全な情報を提供します。

お客様との
取り組み
お客様がアスクルを通じて環境配慮商品をご購入いただきやすくなるよう、適切かつわかりやすい情報提供に努めています。
また、お客様により多くの環境配慮商品をお選びいただけるよう、各種「グリーン商品」や「森林認証商品」などの取り扱いを広げています。
サプライヤーとの取り組み
環境への配慮をはじめ持続可能な商品調達を目指しています。脱炭素、資源循環、生物多様性に関する世の中の要請に応じて社会・お客様に支持されるサプライチェーンのために、サプライヤーとともに取り組んでいきます。
アスクル株式会社 CSR推進部

環境配慮商品の取り扱い

環境配慮商品の取り扱い

グリーン商品

アスクルでは、「グリーン購入法適合商品」「エコマーク認定商品」「GPNエコ商品ねっと掲載商品」のいずれかに該当する商品に対し、カタログやWebサイトにて「グリーン商品リスト掲載品」マークを付け、お客様がグリーン購入を行う際の目印にしていただいています。
アスクルカタログ2024では、全約33,000アイテムのうち、約14,000アイテムがグリーン商品リスト掲載品です。

森林認証商品

アスクルでは、2005年6月にFSCのCoC認証*、2010年5月にPEFCのCoC認証を取得し、森林認証製品の開発・取り扱いに力を入れています。紙製品や木製品を扱う販売者として、森林認証製品の拡大によって「責任ある調達」を進めています。現在では、コピー用紙やノート、伝票などの紙製品をはじめ、主要な木製家具シリーズにおいて森林認証製品の品揃えをしております。
オリジナルコピー用紙、オリジナルティッシュはすべて森林認証商品です。

*Chain of Custody(流通管理)認証:森林管理の認証を受けた森林からの木材・木材製品であることを認証する加工・流通過程の管理の認証制度です。

アスクル株式会社 CSR推進部

「アスクル商品環境基準」の策定・運用

「アスクル商品環境基準」の策定・運用

■「アスクル商品環境基準」について

アスクルでは、持続可能な社会の実現に向けた活動指針として「サステナビリティ基本方針」および「マテリアリティ(重点課題)」を策定するとともに、「商品とサービスを通じた新たな価値の創出」の取り組みとして「オリジナル商品の環境対応」を掲げています。
アスクルは、提供するオリジナル商品が環境にどのくらい配慮しているかを可視化することで、お客様が商品を選ぶ際の参考にしていただきたいと考え、独自の「アスクル商品環境基準」を2021年に策定、2022年10月に公表しました。

【策定の経緯・背景】

アスクルでは、これまでも独自の「オリジナル商品の環境視点」を設定し、10の環境視点に合致した商品を提供してまいりました。
この「環境視点」の設定から十年が経過したことを機に、アスクルは、あらためて現在の社会の変化・要請に応え、環境に配慮した商品をお客様にご提供したいと考え、新たな「アスクル商品環境基準」(以下「環境基準」)を策定いたしました。

▲これまでの「環境視点」
【環境基準の活用方法】
 お客様にとって

オリジナル商品ごとの環境配慮度合いを「環境基準」に基づき「環境スコア」として点数化しています。
お客様は、商品を購入の際、この「環境スコア」を参考情報として、環境に配慮した商品の選定や類似商品同士の環境視点での比較が可能となります。

 アスクル、メーカー・サプライヤーにとって

「環境スコア」は、確認した時点でそれぞれの商品がどの程度、環境に配慮しているかを可視化した数値であるとともに、サプライヤーおよびアスクルがどのように改善に取り組めばよいかを示す道標でもあります。アスクルでは、「環境基準」の内容を手掛かりに、メーカー・サプライヤーとともに、各商品の環境スコアを改善し、より環境に配慮した商品をお届けするための取り組みを継続してまいります。

■「アスクル商品環境基準」の内容

アスクル商品環境基準は、「容器包装」、「商品本体」、「仕組み」の3つの大分類からなります。
大分類ごとに、環境に配慮していると認められるための基準を定義しており、「容器包装」および「商品本体」では個々の商品の原材料や設計について、また「仕組み」では、商品を供給または製造するサプライヤー企業の独自の取り組みについて、スコア化しています。
評価の基準は、「容器包装」11項目、「商品本体」16項目、「仕組み」3項目の全30項目から成り立っています。

◎評価基準・項目について

環境基準は外部機関・専門家によるアドバイス・意見を踏まえ検討・策定しています。また、常にその時点で社会が求める環境配慮の視点や社会からの要請を取り入れ、必要に応じて継続的に見直し、改善していきます。

▼「アスクル商品環境基準」(全30項目/概要) 2023年10月12日現在/Ver.2.6

大分類 中分類 小分類 評価基準 配点
容器包装 原材料
(8項目)
全ての容器包装 すべて紙(段ボール以外)を使用している 10
全て段ボールを使用している 35
主たる原料が紙 再生原料(古紙パルプ等)を配合している 1~25
主たる原料がプラスチック 再生材料を配合している 1~30
バイオマスプラスチックを配合している 5~35
生分解性プラスチック 35
原料に認証を取得 林産物:FSC/PEFC
プラスチック:バイオマスマークなど
20
印刷 植物油または再生材料を含むインキ
インキマーク(植物油、バイオマスインキなど)
10
設計
(3項目)
軽量化 従来品に比べ10%~75%以上 5~20
無包装 無包装である 35
廃棄 分別、リユース、リサイクルしやすい 10
商品本体 原材料
(8項目)
主たる原料が林産物 再生材料(古紙パルプ、未利用材等):10%~100% 1~25
主たる原料がプラスチック 再生原料(プレコンシューマ材):10%~100% 1~25
再生材料(ポストコンシューマ材):10%~100% 1~30
再生材料(海洋プラスチック由来):10%~100% 20~40
バイオマスプラスチック:10%~100% 5~35
生分解性プラスチック 35
環境負荷の低い素材 CNF、天然ゴム、大豆肉 など 10%~100% 1~25
原料に認証を取得 FSC/PEFC、レインフォレストアライアンス、オーガニック、MSC、RSPO など 20
設計
(8項目)
軽量化 従来品に比べ10%~75%以上 5~20
単一素材 商品が単一素材でできている 5
複合素材の場合 分解・分別容易でリサイクルしやすい 5
詰め替え 詰め替えの用意がある商品である 5
大容量化 従来品に比べ大容量になっている 5
廃棄削減 修理可能、部品交換可能、賞味期限が長い 5
省資源(省エネルギー) 従来品に比べ10%~75%以上 5~20
省資源(節水) 従来品に比べ10%~75%以上 5~20
仕組み 再生 回収スキーム 商品独自の回収スキームを有している 5
リサイクル アスクルの商流で回収し、再生した材料で製造 5
取組み 環境への取組み 温室効果ガス排出源を特定している、温室効果ガス削減目標を設定している など 10

※配点に範囲がある項目は、配合率または削減率などによって配点が異なることを意味しています。

■オリジナル商品の環境配慮の現状 /「環境スコア」一覧

オリジナル商品の「環境スコア」の採点・分布状況は以下のようになっています。

オリジナル商品環境スコア(10/14時点)
(対象:5292アイテム、2024年1月24日時点)

以下の一覧表より商品ごとの採点結果・点数などの詳細をご確認いただけます。

※PDFファイルを閲覧中、コントロール+Fボタンで、商品ごとの「お申込番号(商品番号)」や「商品名」などを元に検索できます。

◎「アスクル商品環境基準」および「環境スコア」の詳細に関するお問い合わせは、以下にお願いします。

宛先: アスクル商品環境基準担当
email:qm_eco@askul.com

※メールの件名を「アスクル商品環境基準/環境スコアについて」としてください。

■各商品ページでの「環境スコア」の確認方法

「お申込番号配下」(図①)及び「商品詳細欄」(図②)に表示されています。
※図はASKUL Webサイトでの表示例です。

各商品ページでは「環境スコア」のみを確認できます。

▼図① /お申し込み番号配下
アスクル商品環境スコアの表示されている商品ページ
アスクル商品環境スコア 90
▼図② /下図の赤枠部分が「商品詳細欄」
表内の「商品詳細欄」を赤枠で囲っている

環境スコアの採点基準は本ページの「『アスクル商品環境基準』の内容」にて、商品ごとの採点項目・採点結果の詳細は本ページの「オリジナル商品の『環境スコア』一覧」にて、それぞれ閲覧・ご確認いただけます。

■今後の展開

アスクルでは、より環境に配慮した商品をお客様にお届けするため、

  • オリジナル商品の環境スコアを上げていく
  • 取組みに賛同するメーカー商品を増やす

という姿勢で、これからもメーカー・サプライヤー様とともに環境対応に取り組んでまいります。

  • 法人のお客様はこちらから
  • 個人のお客様はこちらから
アスクル株式会社 CSR推進部

Go ethical(商品廃棄ロス削減)

Go Ethical (商品廃棄ロス削減の取組み)

Go Ethicalとは、これまで様々な理由(小売店からの返品商品、パッケージ不良品、期限切れ品など)により、品質自体には問題ないにもかかわらずメーカー側で廃棄されていた商品を、当社の販売チャネルを使って通常のアウトレット販売のような単なる「安さ」だけでなく「商品廃棄削減」に光を当て、ブランドを毀損することなく、なぜGo Ethical品として販売することになったのかを売場に表示、お客様にもご理解いただいた上でご購入いただく取り組みです。
「エシカルeコマース」を目指す当社ではSDGsの考え方に基づき、作り手であるメーカーと共創しながら独自の取り組みを推進しています。

累計廃棄削減数 100万個達成 LOHACO OUTLET Go Ethical * 2021年5月21日~2023年8月20日の累計廃棄削減数
累計廃棄削減数 100万個達成 LOHACO OUTLET Go Ethical * 2021年5月21日~2023年8月20日の累計廃棄削減数

■今後の展開

サプライチェーン全体でサプライヤー、メーカーとともに廃棄ロス問題に取り組み、商品カテゴリーの拡大、業務用ブランドなど、BtoB領域への拡大も図り、世の中から少しでも無駄な廃棄を削減する活動を広げて参ります。

詳細はこちら

アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ