Society 社会

働く仲間とともに

健康経営宣言

健康経営宣言

アスクル健康経営宣言

アスクルは、働く仲間や家族一人ひとりが、
心身ともに安心・安全であり続けるよう、
健康な環境づくりをさらに推進していきます。

また、商品やサービスを通じて、
お客様の健康で快適なくらしに寄与します。

これらの取り組みによって、
ステークホルダーの皆様の期待に応え、協力し合いながら、
仕事場とくらしと地球の明日あすに「うれしい」を届け続けます。

2024年9月  代表取締役社長 CEO 吉岡 晃

代表取締役社長 CEO 吉岡 晃

戦略マップ

クリックすると拡大されます

*基本的に「健康投資」と「健康投資施策の取組状況に関する指標」は1対1で対応する。しかし、中には複数の「健康投資施策の取組状況に関する指標」に対応する「健康投資」も存在するため、そのような「健康投資」を「様々な効果に関連する健康投資」とする。

アスクル株式会社 CSR推進部

ワーク・ライフ・バランスに向けた取り組み

ワーク・ライフ・バランスに向けた取り組み

アスクルには、多様な働き方を実現するための様々な制度があります。

テレワーク制度
全ての従業員を対象にした、テレワーク制度を導入しています。
コアタイムなしのフレックスタイム制
フレキシブルタイムを活用することで、家族との時間や趣味、リスキリングの充実などを図り、ワークライフバランスを実現し、メリハリある働き方を推奨しています。テレワーク制度と合わせて活用することで、時間と場所にとらわれない働き方をすることができます。
時間単位の有給休暇制
1時間単位で有給休暇が取得できます。育児・介護をはじめ1~2時間の用事を済ませたい時など、アスクルでは柔軟な働き方を選択することができます。
ASKULサンクスホリデー
勤続5年の節目を迎えるごとに、特別休暇(年数に応じて5日もしくは10日)が付与されます。制度を利用した従業員が英気を養い、さらに活躍することを期待して導入しました。
ライフサポート休職制度
従業員に自己実現の機会を提供し、個人のキャリア形成を支援するために、アスクルでは勤続3年以上の従業員を対象に、以下の3種類のライフサポート休職制度を設けています。
制度名 概要
エデュケーションサポート休職 MBA取得や語学研修のための海外留学、国内の大学や大学院に通うなど、能力開発を実現し、社外でも通用する専門性やスキルを身につけるための休職制度。
ボランティアサポート休職 社会福祉活動、環境保全のための活動、国際/海外協力、文化・芸術交流、教育・スポーツ振興、災害援助、地域社会振興等、公共の福祉の推進に資する活動をするための休職制度。
セカンドライフサポート休職
(50歳以上が対象)
将来の人生をより充実した形で迎えられるよう在職中からその軌道を作るための休職制度。
「就業形態選択権」付き社員制度
60歳を迎えたアスクルの従業員は、本人の意思によって働き続けるかどうかを選択することができます。65歳になるまで働くことができるだけではなく、ワークライフバランスを大事にしながら、就業時間や就業日を自由に短縮、または選択する「就業形態選択権」が整備されています。もちろんこれまで通りの働き方を選択することも可能ですが、セカンド・ライフへの準備として、あるいは自己実現のためなど、自分自身の働き方を決めることができます。現在も「就業形態選択権」付き社員として継続雇用を選択した社員が31名継続して勤務しています。2006年の制度創設以来、60歳を迎えたほとんどの社員がこの制度を利用し、アスクルで働き続けています。

仕事と家庭の両立支援(育児・介護)

アスクルでは、社員が家庭と仕事を両立できるよう、さまざまな制度や環境の整備を進めています。介護が必要な家族を持つ社員には、通算1年の介護休業や短時間勤務制度を提供し、柔軟な働き方を支援しています。子育て中の社員には、子どもが2歳になるまでの育児休業や、小学校4年生の4月20日までの短時間勤務制度が利用可能で、子どもの看護の際も小学校卒業まで必要な日数の休暇が取れます。テレワークやフレックス制度の導入により、さらに柔軟な働き方が可能になり、男性社員の育児休業取得も増加しています。今後も、社員が安心して家庭と仕事を両立できるよう、制度の充実や社内セミナーを通じて支援を続けていきます。

産育休取得者コメント
T・Hさん
第一子の妊娠・出産に際して産育休を取得しましたが、上司や会社全体のサポートのおかげで、産育休取得に不安はありませんでした。復職前には上司と復職後の働き方について話し合う機会があり、スムーズに復職ができました。復職後の子供の体調不良に対しても、上司やチームメンバーが理解を示してくれており、相談がしやすい環境が整っていると感じます。また、テレワークやフレックスタイムを活用することで、フルタイム勤務であっても安心して仕事と子育てを両立できています。育休中は仕事を離れる不安もありましたが、復職後のキャリアについて考える機会が増えたと感じています。復職をした現在は、周囲に恩返しをしたいという気持ちで、協力し合いながら働いていきたいです。
育休取得者コメント
Y・Sさん
第一子の出生に際して、約1ヶ月半の育休を取得しました。マネジメントを担っているなかでの育休取得だったため、業務調整への懸念が最初はありましたが、早めの調整と、周囲の応援によって大きな不安を感じることなく育休に入ることができました。また、社内では男性育休を取得する人が多く、取得するのが当たり前という空気感があった点もとても安心感に繋がったと記憶しています。長期的な育休取得ではなかったですが、期間中は仕事のことを忘れ、子育てに専念することができ、生活リズムを整えることが出来たので取得が出来て良かったと感じています。復職後についてもテレワークやフレックスタイムを活用しながら、子育てと仕事の両立がうまく出来ています。
介護休業取得者コメント
M・Rさん
私は父の介護をするため、約3ヶ月の介護休業を取得しました。アスクルの介護休業制度のおかげで、介護にしっかり専念することができました。介護認定制度があることを初めて知り、地域包括支援センターやケアマネジャーとの連携が必要なことなど、短期間で多くの情報を得る必要がありました。アスクルの制度は、仕事と介護を両立させる上で非常に魅力的で、特に時短勤務やテレワークが活用できる点は大きな助けとなりました。介護を考えている方は、事前に制度について学び、周りとの連携を深めておくことをお勧めします。あらかじめ情報や知識を得ておくことで、いざという時に慌てず対応できると思います。
アスクル株式会社 CSR推進部

従業員の心と体の健康増進

従業員の心と体の健康増進

働く仲間の心と体の健康増進
アスクルでは、「お客様のために進化する」というDNAおよび「仕事場とくらしと地球の明日に『うれしい』を届け続ける。」というパーパス(存在意義)を含むASKUL WAYを、日々、一人ひとりが実践・実現するため、従業員の健康管理を推進しています。
健康増進への取り組み
『心身ともに安心・安全に働ける健康経営』は、当社のマテリアリティにおいて基盤として制定し、全社をあげて注力しています。それに向けて、Chief Human Relations & Healthcare Officer(CHO)をトップに、各担当者が連携し、推進する体制を整備しています。
定期健康診断においては、30歳以上は全員人間ドックを受診できるようにしています。また、40歳以上の従業員は2年に1回胃内視鏡、30歳以上の女性は毎年乳がん・子宮頸がん検査が受けられます。さらに、再検査を受ける際は費用補助をするなど、受診しただけで終わらず、詳細に状態を知ることで、より一層健康になれるようにしています。
また、メンタル・フィジカルの両面の健康増進に向け、様々な研修・セミナーを行っています。例えば、自分自身をケアする「セルフケア」や、マネジメントがメンバーをケアする「ラインケア」などに加え、食生活や女性の健康課題に関する研修・セミナーも行っています。
健康増進に関するパフォーマンス指標と実績

・アブセンティーイズムロス  2024年5月期(2023年度) 実績 2.4時間/月
定義:遅刻欠勤による損失時間

測定方法:以下質問文を用いて、回答者の平均を算出。
「直近3ヶ月で、健康上の問題による欠勤・遅刻・早退で会社にいなかった時間はどのくらいありましたか」

・プレゼンティーイズムロス  2024年5月期(2023年度)実績 80.7%
定義:就業中の生産性低下による損失(損失がゼロの場合100%)

測定方法:以下質問文を用いて、回答者の平均を算出。
「通常、あなたが健康な状態で発揮できるパフォーマンス(業務を進めるスピードや仕事の成果)を100%とします。現在あなたが持っている健康上の問題を考慮すると、直近1ヶ月で何%のパフォーマンスを発揮することができましたか」

・ワーク・エンゲージメント  2024年5月期 (2023年度)実績 48.0%
定義:仕事に対してポジティブな心理状態かを測る指標

測定方法:新職業性ストレス簡易調査票ワークエンゲージメント関連2問に独自質問3問を追加し、計5問で構成した質問により調査。回答結果をスコア化し、委託先システム導入企業全回答者を母集団とする偏差値と、その全回答者平均を算出し、自社従業員結果においての偏差値50未満の従業員割合を指標とする。

※上記3指標の回答実績 2024年5月期(2023年度) 対象者:960名 回答者:943名 回答率:98.2%

健康管理室・相談室
気軽に相談ができるよう、健康管理室には保健師・シニア産業カウンセラーが在室しています。個室ですのでプライバシーへの配慮もあり、就業時間中に一時的に体調不良になったときに利用することもできます。
また、日ごろの悩み相談から保健指導までさまざまな相談に応じることができるよう相談室を用意しております。体調不良やメンタル不良等は産業保健スタッフが、キャリア・能力開発は人事の専任スタッフが相談にのります。
相談窓口
外部機関と連携し、EAP(従業員支援プログラム)を導入しています。電話・Web・SNS・対面と、様々な方法で相談できるようになっています。また、英語や中国語なども対応可能で、従業員の多様性に配慮し、一人一ひとりにあったサポート体制を構築しています。
従業員の個人情報は会社側に知られることなく、安心して利用することができます。
テレワーク主体の働き方となり、ちょっとした雑談や相談事がしにくくなった、という社員の声を受けて、2022年4月より保健師の相談窓口「ここレスト」を開設しました。オンラインでの面談対応も可能とし、社員の新しい働き方に柔軟に対応しています。
相談窓口
パルスサーベイ
従業員が、自身の体調変化や、仕事への満足度、人間関係などを定期的に振返る機会として、月に1回サーベイを実施しています。回答内容に応じて保健師がお話しを聴く機会を設けるなど、充実したフォロー体制を整えています。
ウェルネスルーム
本社勤務の従業員は誰でも、社内のマッサージ室にて、鍼灸師(社員)によるマッサージを、低価格かつ就業時間内に受けることができます。
ウェルネスルーム
カフェ・社員食堂
社内には、従業員がいつでも利用できるカフェテリアスペースがあります。
食生活の改善に向けて、朝食配布イベントを行ったり、健康に配慮した昼食の販売もしています。また、Web会議だけではない対面でのコミュニケーションの場として活用できるようにしています。
また、物流センター(ALP福岡、ALP横浜、AVC関西)では、社員に栄養バランスに配慮した温かい食事を提供するなど、働きやすい職場作りにも注力しています。
カフェ・社員食堂
感染症対策
社内の各エリアごとにマスク・消毒液・うがい薬を常備しています。また、毎年1回、季節性インフルエンザ予防接種を無料で受けられるようにしています。
感染症対策
アスクル株式会社 CSR推進部

ライフサポート(将来のための資産形成や万が一の備え)

ライフサポート(将来のための資産形成や万が一の備え)

選択制確定拠出年金(選択制DC)
アスクルの選択制DCは、老後の資産形成を目的として毎月給与の一部を拠出・運用し、60歳以降の退職時に運用成果を受け取る制度で、公的年金を補う役割を担っています。
アスクルは、従業員の老後が豊かでゆとりあるものとなるよう制度面からサポートします。
※期間の定めなく雇用されている65歳未満の従業員が対象
※加入は任意
財形貯蓄
従業員の希望する金額を、毎月の給与から天引きし、金融機関に預け入れを行う制度です。
目的(一般・住宅・年金)に合わせ、確実な資産形成が可能です。
※全従業員対象
総合福祉団体定期保険
従業員の不慮の事態に備え、会社が保険料を負担し、保険に加入しています。
従業員に万が一の事態が起きた場合に、保険金額(扶養家族なし:1,000万円、扶養家族あり:1,500万円)を支払います。
※全従業員対象
団体長期障害所得保険(GLTD)
病気やケガにより、長期間仕事に就けない場合の収入補償です。
全従業員を対象に、各自の標準報酬月額の30%が補償されるよう会社が保険料を負担し、保険に加入しています。
さらに、自己負担(給与天引き)で上乗せ保険料を払うことで補償の追加が可能です。(任意)
※全従業員対象、在籍中・退職後問わず最長65歳まで補償(精神疾患の場合最長2年)
アスクル株式会社 CSR推進部