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東日本復興支援(産業復興支援)

東日本復興支援(産業復興支援)

東日本復興支援の紹介バナーで、左側に『東日本復興支援 これまでの支援【産業復興支援】「いつもの商品」「いつものお買物」が被災地の復興支援につながります。』とあり、右側にライフジャケットを着た人々が船上で現地の産業復興に関する作業を見学している写真が配置されている。

最終更新:2015/8/20

※このページでは、過去の「東日本復興支援」企画(第1弾~第6弾)に関する情報を掲載しています。
最新の情報については、「東日本復興支援企画」の最新のご報告ページをご覧ください。

アスクルでは、対象のアスクルオリジナルデザイン商品の対象期間中のご購入金額の1%(税抜き)を、製造メーカーとアスクルが共同して、東日本大震災の復興支援のために役立てています。
第1弾から第6弾まで(対象期間:2011年8月21日~2014年8月20日まで)のお客様からのご支援は、公益社団法人シビックフォースへの寄付・支援を通じて、被災地の産業復興・事業再生の支援に役立てられてきました。

左の写真は、室内で女性たちが復興支援に関する冊子やカレンダーを手に持っている様子。右の写真は、屋外で子どもたちが作業員の説明を受けながら地面の観察や体験活動をしている様子。

第6弾までの支援金は、気仙沼市による「水産と観光の融合」という復興のメインテーマに基づき、観光事業者の育成や情報発信など、観光再生・振興プログラムのために役立てられてきました。

産業復興支援 (第1弾~第6弾)対象期間:2011年8月21日~2014年8月20日

支援の仕組み

お客様が対象商品を購入し、アスクルが対象商品の販売を行う仕組みを示す図。アスクルは製造メーカーと連携し、ご購入金額の一部を復興支援金として「シビックフォース」に寄付。シビックフォースはその支援金を使って被災地の産業復興を支援する流れが示されている。

『支援団体からのメッセージ』の見出しとともに、根木 佳織の写真

公益社団法人 Civic Force 事務局長
根木 佳織

Civic Force(シビックフォース)は大規模災害支援の専門団体です。東日本大震災では翌日に現地入りし、宮城県北部でいち早く支援活動を開始しました。震災後、宮城県に事務所を置いて3年。支援活動を通じて地元の人たちと信頼関係を築き、アスクル様を通じて集められたご寄付で被災地域の主要産業である水産業と観光業の復興と促進のための事業等を実施してきました。
 シビックフォースは、復興の中心となる地元団体が直面している「リソース不足」という課題を解消するために、これからも現地に駐在員を置き、内外の専門家や被災地に継続的に関心を寄せて下さる企業・団体との橋渡しなど、フォローアップを継続していきます。そして地元団体が活動を継続していくことができるような体力を蓄えるための支援を行い、本当の意味でも「自律」が可能となるよう、フォロー致します。
皆様には、3年間に渡りご支援を賜りまして誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。おかげさまにて、気仙沼の基幹産業となる水産業の再生、再生可能エネルギーと林業による産業復興支援、そして「誰もが主役になれるまちづくり」「持続可能な産業としての観光産業」の基礎作りができました。皆様の暖かいご支援を胸に刻み、これからも、シビックフォースは地元団体と寄り添い、被災地の復興の礎となるべき方々が活動を持続していくことが出来るような仕組み作りのお手伝いをして参りますことをお約束しまして、御礼のご挨拶とかえさせていただきます。
公益社団法人Civic Force

メッセージ掲載:2015/2/21

「東日本産業復興支援」(第1~6弾)支援のご報告

震災後の水産業・林業などの産業支援の流れを、復旧期・復興期・自立発展へと段階的に示した図。下部には第1回(2011/10)から第9回(2014/11)までの実施時期が並んでいる。
  • 第1回(~2011/10)

    宮城県気仙沼市唐桑半島舞根地区において、産業復興支援を開始。津波により、壊滅的な打撃を受けた同市の基幹産業である漁業・養殖業の再開と雇用の場の確保のための施設整備や環境調査を実施。

  • 第2回(~2012/7)

    漁獲量の落ち込みからくる漁業従事者の収入を補うため、カキやホタテなど水産加工品に付加価値を付ける地元の若者達の特産品開発の支援も開始。

  • 第3・4回(~2013/1)

    漁師や農家などが、副業として取り組むことのできる林業講習など、海から山を繋ぐ複合的な産業復興支援を展開。人口流出・高齢化の続く被災地での新たな産業モデル構築を試みる。

  • 第5・6回(~2013/7)

    引き続き、複合的な産業支援を継続。付加価値を付けた水産加工品の販路拡大や品質向上、副業型林家によって伐り出された間伐材の木質バイオマスエネルギーとしての利用など、産業復興が自律的なものとなるよう支援を展開。今後は、観光分野と水産、林業の融合も図る。

  • 第7・8回(~2014/7)

    自立発展に向けて、観光再生と持続可能な観光産業を目指し、観光再生・振興プログラム(水産業者と観光業者の協働プログラム)を支援。域内外のヒト・カネ・ノウハウがという資産が効率的に循環することで長期的、かつ持続可能な産業復興につながるような取り組みを継続。

  • 第9回(~2014/11)

    引き続き、気仙沼市による「水産と観光の融合」という復興のメインテーマに基づき、観光情報の集約やモニターツアーの企画・実施、観光事業者の育成や情報発信、助成金制度の策定検討など、観光再生・振興プログラムの推進や仕組みづくりを継続。

  • 水産加工施設内で、複数の大きな水槽に貝類や海産物が入れられ、作業員が周囲で処理作業をしている様子。
  • 海中に垂下されたロープに、養殖中の貝類が房状に育っている様子。
  • 漁業者が海上で水質や生育状況を調査している様子。防寒着とライフジャケットを着た作業者が、海中に採取器具を沈めている。
  • 作業場で、手袋をはめた人々がホタテ貝を手作業でむいたり仕分けしたりしている様子。
  • 瓶詰め品やナッツ、乾燥加工品など特産品のギフトセットが箱に丁寧に詰められている。
  • 林業講習の現場で、保護具を身に着けた参加者たちが見守る中、講師が倒木をチェーンソーで切断する作業を実演している様子。
  • ボート上でライフジャケットを着たグループが、海から引き揚げた漁獲物や海藻を観察している様子
  • 大量の伐採された木材が積み上げられている場所で、作業員が軽トラックの近くで立っている様子
  • 乗船した作業員が海上で漁船が作業をしている様子
  • 屋外でグループの人々が集合写真を撮っている様子
  • 屋外で数人の人々が自然の中で集まり、会話をしている場面

「東日本産業復興支援」(第1~6弾)支援実績と活動レポート

支援回数 支払月度 支援金額 活動レポート
第1回 2011年10月 7,350,907円 東日本産業復興支援_2012年1月(PDF:158KB)
第2回 2012年7月 4.203.964円 東日本産業復興支援_2012年8月(PDF:222KB)
第3回 2012年12月 6,321,308円
第4回 2013年1月 2,075,744円 東日本産業復興支援_2013年1月(PDF:293KB)
第5回 2013年5月 4,065,930円
第6回 2013年7月 1,706,342円 東日本産業復興支援_2013年7月(PDF:307KB)
第7回 2013年12月 3,721,674円
第8回 2014年1月 1,691,474円 東日本産業復興支援_2014年1月(PDF:464KB)
第9回 2014年5月 5,032,970円
第10回 2014年7月 1,487,803円 東日本産業復興支援_2014年7月(PDF:433KB)
第11回
(最終回)
2014年11月 2,893,380円 東日本産業復興支援_2014年12月(PDF:142KB)
合計支援金額 40,551,496円

※活動レポート(PDF)にて、支援団体からのより詳細な活動実績をご確認いただけます。
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●第20弾以降(対象期間:2021年4月1日~)の支援内容・経過ご報告については、こちらからご覧ください

アスクルのこれまでの「東日本復興支援」について

アスクルのこれまでの東日本復興支援の活動・報告については以下をご覧ください。

アスクル株式会社 CSR推進部