対馬でみた景色
赤島海岸で漂流のごみの実情、クジカ浜では美しい夕日と浜辺に広がる漂流ごみを視察しました。また、対馬の深い歴史を知ることができる西の漕出や、穏やかで美しい浅茅湾のリアス海岸といった対馬の魅力を体感し、いにしえからの歴史と現状を見ることができました。




日本のサステナビリティにおける課題の縮図である対馬。その対馬が直面する課題についてアスクル社員が学ぶ、スタディツアーの第2回を実施しました。
第1回に続いて、今年は総勢16名の社員が対馬を訪問しました。その様子をご報告します!

九州と韓国の間にある対馬。海を渡っても訪れるべき、その目的は、「企業としてマテリアリティにおける社会課題に取り組む必要性について、リアルな体験を通して体感する」「各自がサステナビリティの取り組みを検討・開始するきっかけにする」こと。
第2回目となるツアーでも、サステナビリティに貢献したいという想いのあるメンバーを公募し、7部門から16人のメンバーが参加しました。
2泊3日で対馬の課題を体験できる充実のツアーに!

対馬市の皆さん、対馬里山繋営塾の皆さん、
海岸清掃では漁師の皆さん、
カヌー体験ではツシマエコツアーの皆さんと、
多くの方にご協力いただきました!
赤島海岸で漂流のごみの実情、クジカ浜では美しい夕日と浜辺に広がる漂流ごみを視察しました。また、対馬の深い歴史を知ることができる西の漕出や、穏やかで美しい浅茅湾のリアス海岸といった対馬の魅力を体感し、いにしえからの歴史と現状を見ることができました。




10月は赤島、11月は志多留で海洋ごみの清掃作業とそのごみが運ばれる対馬クリーンセンター中部中継所にて回収・運搬・選別といったリサイクルがどのように行われているのか、海洋ごみの行方を教えていただきました。
シーカヤックでのエコツアーでは、穏やかな海のなか、温暖化による磯焼けの現状と対馬特有の地形について学びました。




海洋ごみ問題だけでなく、獣害や食害魚、ツシマヤマネコをはじめとする生態系の保全など...対馬にはさまざまな社会課題があり、それらの課題は複雑に関わりあっていることを実感しました。


最終日には振り返りのワークショップを実施しました。
対馬で感じた様々な発見や学びについて、そしてそれらを自分の業務や生活でどのようにアクションに繋げていくか、メンバー間で共有しました。



今回も異なる部署のメンバーが対馬を訪れ、海洋ごみの問題や、対馬が抱える様々な社会課題について五感で実感することができました。対馬の皆さんの明るさや熱意にも大きな刺激を受け、前向きに社会課題に取り組む姿勢の大切さを強く感じました。
実際に現地を訪れたことで、社会課題を「自分事」として捉えるきっかけになりました。「お客様のために進化する」ことを大切にしているアスクルが、改めて社会課題の解決に向けて、更なる進化をしていきたい、と感じています。対馬で感じた刺激や学びを原動力に、前向きに視野を広げ、できることを一つひとつかたちにしていきたいと感じています。第1回のメンバーとともに対馬とアスクルでできることを模索していこうと思います。