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アスクル 環境への取り組み動画

アスクル 環境への取り組み動画

アスクルグループの環境への取り組みをご紹介します。

アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ

アスクルの環境経営

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アスクル環境方針

アスクルの環境経営の目指すべき方向性を示しています。

アスクル環境方針

私たちアスクルグループは、仕事場とくらしと地球の明日を支える企業として、自らの事業活動を通じて、次世代につなぐ地球環境のために行動します。

私たちは、以下の3点を重点項目として、事業活動に伴う地球環境への影響を把握し、中長期的な目標を定め、グループ一丸となってその達成に積極的に取り組みます。

脱炭素社会の実現
地球温暖化による気候変動を事業活動に多大な影響を及ぼすリスクと捉え、効率的なエネルギーの使用に努めながら、サプライチェーン全体でCO₂の削減を進めます。
資源循環型プラットフォームの構築
サプライチェーンを資源循環型プラットフォームとして進化させ、廃棄物の削減、使用済み製品などの回収・再資源化を促進し、限りある資源の有効活用に努めます。
生物多様性の保全
森林資源など自然資源を利用する事業者としての責任を果たし、環境汚染を防止しながら、生態系に配慮して自然との共生を図ります。

私たちは、この環境方針に沿って、法規制や事業に関連する要求事項、ステークホルダーとの合意事項等を順守すると共に、マネジメントシステムの運用・強化を継続的に行い、その進捗と成果を公開していきます。

制定日/2003年6月4日  改定日/2021年11月10日
アスクル株式会社 代表取締役社長 CEO
吉岡 晃

ビジネスモデルと環境負荷

アスクルのビジネスモデルは、従来の流通構造をより合理的にすることで、環境負荷を低減させています。そして、さらなる環境負荷の低減を目指して環境活動を継続しています。アスクルの事業活動に伴って発生する環境負荷を整理すると、下の図のようになります。そして、これらの環境負荷を全社的に管理・評価していくための指標として、「環境中長期目標」を策定し、環境への取り組みを推進しています。事業に起因する現在の環境負荷を十分に認識し、アスクルのサービスをご利用いただくことが環境負荷の低減につながるよう、これからもお客様と社会、そして地球環境にとって「最適」なビジネスモデルを追求していきます。

ビジネスモデルの図

A物流センター

資材(投入量):
17,223(t)
電気:
42,175(千kWh)
液化石油ガス(LPG):
255(kg)
都市ガス:
5,684(m³)
揮発油:
20,220(L)

Bオフィス

資材(投入量):
0(t)
電気:
1,292(千kWh)
液化石油ガス(LPG):
0(kg)
都市ガス:
51,542(m³)

C物流センター

総商品出荷量:
746,449(t)
排出物:
18,245(t)
CO₂排出量:
7,858(t-CO₂)

Dオフィス

排出物:
138(t)
CO₂排出量:
525(t-CO₂)

※2022年5月期単体

アスクル株式会社 CSR推進部

環境中長期目標

環境中長期目標とネットゼロ移行計画

環境中長期目標とネットゼロ移行計画

【目標】

■短期目標
スコープ1+2:2030年度までに1.5℃未満を達成するため、88%削減(2021年比)
スコープ3  :2050年度までにSBT目標に応じたGHG排出量の削減
(サプライヤーエンゲージメントおよび2021年比25%削減を併用)
■長期目標
2050年度までに、サプライチェーン全体でネットゼロを目指す。

【目標達成に向けた取り組み】

〇スコープ1
  • 2017年EV100参加。2030年までに自社グループ所有またはリースの車両を100%電気自動車に切り替え
  • 物流拠点の最適配置、およびAIの導入・活用を通じた配送経路最適化の取り組み
  • お客様の複数注文をまとめて1回で配送する「荷まとめ」や「置き配」による再配達の削減
〇スコープ2
  • 2017年RE100に参加。2030年までにアスクルグループ全体に再生可能エネルギーを100%導入
  • 新設の物流センターにおいてはLED設置、省エネの設備を導入
  • 物流センターにおけるロボットの活用による稼働効率の向上
〇スコープ3
  • サプライヤーエンゲージメントにより、GHG排出量上位約90%に該当するサプライヤーにSBT準拠の目標策定を依頼し、GHG排出量削減の取り組みを支援
  • 一次データによる商品のCO₂排出量を算定し、商品の仕入れ・調達、開発における商品CO₂を削減
  • サプライヤーとの連携による商品調達時のCO₂排出量データ把握、積載率向上や輸送回数の削減、モーダルシフトや調達ルートの最適化
  • 省エネ商品の採用により、使用時のCO₂排出量を削減

SBT(Science Based Targets:企業版2°C目標)認定取得

2018年、アスクルが設定した温室効果ガス削減目標は、国際的なイニシアティブである『Science Based Targets(SBT)』※1の認証を取得しました。SBT(Science Based Targets)は、産業革命時期比の気温上昇を「2°C未満」にするために、企業が気候科学(IPCC)に基づく削減シナリオと整合した削減目標を設定し、SBTイニシアティブにより認定を受けるものです。

アスクルは、2016年、「2030年CO₂ゼロチャレンジ」を宣言し、2017年には、国際的イニシアティブである「RE100(Renewable Energy 100%)」と「EV100(Electric Vehicle 100%)」に加盟しました。 事業所・物流センターからのCO₂排出量をゼロに、また物流センターからお客様にお届けする車両(子会社所有またはリース)からのCO₂排出量をゼロにする取り組みを進めており、この取り組み目標がSBTに認定されました。

認定された温室効果ガス削減目標は、2030年度までに、グループ全体のScope1※2とScope2※3に関するCO₂排出量をゼロに、Scope3※4を12%削減するものです。
2023年現在、SBT長期目標(ネットゼロ)および短期目標について、目標の更新を申請中です。

※1:『Science Based Targets(SBT)』 2015年にCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で設立し、産業革命前からの気温上昇を2°C未満に抑えるために、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標の設定を企業に働きかけている。

Science Based Targets(SBT)

※2:Scope1 燃料の燃焼など、自らによる温室効果ガスの直接排出
※3:Scope2 他者から供給された電気・熱・蒸気の使用に伴う間接排出
※4:Scope3 サプライチェーンにおけるその他間接排出

過去の環境中長期目標の策定と結果

取り組み・進捗は以下をご覧ください。

アスクル株式会社 CSR推進部