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Environment 環境

アスクルの「5つの約束」(環境に関する具体的な取り組み)

イントロ文章

エコプラットフォームと「5つの約束」

アスクルでは、事業活動の各段階における環境面での具体的な活動計画を設定しています。それが「5つの約束」です。「5つの約束」の基本的な考え方は、アスクルの事業活動を「仕入・調達」「開発・選定」「社内管理」「販売・配送」「回収・循環」と大きく5つに区分し、それぞれの段階で取り組むべき3つの重点分野について具体的な年度計画を策定し、環境マネジメントシステムの仕組みを通じて活動・進捗管理を行っています。具体的な活動内容につきましては、下図のそれぞれの「約束」をクリックしてください。

  • 約束1:「仕入・調達」

    お客様の購買分析を精緻化し、サプライヤー様との情報共有と連携により、環境負荷の少ない効率的な調達を推進します。

  • 約束2:「開発・選定」

    お客様に環境に配慮した安心・安全な商品をご提供します。

  • 約束3:「社内管理」

    業務の効率化を推進し、省エネルギーや省資源によるコストの削減を図ります。

  • 約束4:「販売・配送」

    サービス進化と環境優位性の両面を常にセットで考え、環境負荷の少ない商品の販売・配送サービスをご提供します。

  • 約束5:「回収・循環」

    回収サービスの拡大・充実を図り、資源循環に向けて活動の輪を広げていきます。

アスクルでは「5つの約束」として、事業活動の各段階において「3つの重点分野」で具体的な活動を展開していますが、こういった活動の積み重ねを全社的な視点で評価していくための指標として、「アスクル環境中長期目標」を設け、進捗管理を行っています。

アスクル株式会社 CSR推進

約束1:「仕入・調達」

仕入・調達に伴うCO2排出量の「見える化」

アスクルは、サプライヤー様の倉庫からアスクルの物流センターに納品される段階でも、多くの車が走り、CO2を排出していることに着目しました。アスクルでは、2010年5月期から、サプライヤー様のご協力のもと、取扱商品ごとに保管場所や出荷時の拠点、配送方法などの調査を行い、「調達に伴うCO2排出量」を毎年、試算しています。さらに、省エネ法の算定方法を参考に、「トンキロ法」と「燃費法」(∗)によるCO2排出量を算出するシステムを開発、調達プロセスにおけるCO2排出量の「見える化」を推進しています。今後も継続的に、より効率的な調達が可能な商品を選定し、サプライヤー様と連携しながら、コストとCO2の両面を削減できるよう、配送ルートの効率化に取り組んでいきます。
なお、サプライヤー様とのその他の取り組みについてはこちらをご参照ください。

距離シミュレーションソフト画面

距離シミュレーションソフト画面

∗「トンキロ法」では、二酸化炭素排出量=(輸送重量×輸送距離)×二酸化炭素排出原単位、「燃費法」では二酸化炭素排出量=(輸送距離/燃費)×二酸化炭素排出係数で計算されます。

需要予測と情報共有によるムダの排除

アスクルの流通プラットフォームは、お客様のニーズを基点として商品の供給体制を構築する「デマンド・チェーン・マネジメント」の考え方がベースとなっています。アスクルがカタログやWEBサイトで取り扱う商品は、数十万アイテムにのぼります。これらの膨大な商品を適切に生産し、仕入れ、在庫を管理し、欠品なくお客様にお届けするために、アスクルではサプライヤー様とさまざまなシステムを共有し、業務の効率化を推進しています。例えばオフィス用品のご注文は、季節や週単位で大きく変動します。アスクルでは2001年より、需要予測システムと自動発注システムを開発・導入し、アイテム別・エリア別の需要予測を週次で算出、これらの情報をサプライヤー様と共有しています。取扱商品点数が増加しても在庫を過剰に増やすことなく、また逆に欠品が発生してお客様にご不便をおかけすることがないよう、仕入・調達に努力しています。過剰在庫は、会社の利益を圧迫するだけでなく、廃棄による環境負荷の発生にもつながります。アスクルがサプライヤー様とお客様とをつなぐ「市場(仲介の場)」となることで、より効率的な商品・サービスの流通を実現させています。アスクルはこれからもお客様の購買分析を精緻化し、サプライヤー様の協力のもと、より環境負荷が少なくムダのない効率的な仕入・調達を推進していきます。

需要予測システム画面

需要予測システム画面

アスクルの商品調達・供給体制

調達プロセスの改善によるCO2排出量の削減

アスクルは、調達プロセスにおけるCO2排出量の「見える化」への取り組みを、2010年5月期から始めています。 2012年5月期からは、サプライヤー様・商品別にCO2排出量を算定し、蓄積したそれらのデータを活用したCO2排出量の削減に向けた施策を実行しています。長距離輸送となっている商品に対し、あるサプライヤー様の協力を仰ぎながら輸送ルートを見直し、生産地からアスクルの各物流センターまでに経由する物流拠点を減らすことにより、該当商品の輸送に関するCO2排出量を、60%以上削減することができました。
2016年5月期には、協力をいただくサプライヤー様も4社と増え、それぞれの状況に合わせた方法でCO2排出量の削減を達成し、4社合計のCO2排出量を90%以上削減 – 一般家庭約200世帯分の年間使用電力量に相当 - という施策効果を実現しています。
調達プロセスのCO2削減貢献量は、環境年間目標に設定し、新たな削減施策の策定と継続的な効果の検証を実施しています。今後もサプライヤー様とともに、「モーダルシフト」化や調達ルートの再構築など、より効率的にCO2排出量を削減する取り組みを展開していきます。

調達プロセスにおけるモーダルシフト

アスクル株式会社 CSR推進

約束2:「開発・選定」

お客様のグリーン購入をお手伝い

アスクルでは、「グリーン購入法適合商品」「エコマーク認定商品」「GPNエコ商品ねっと掲載商品」のいずれかに該当する商品に対し、カタログやWebサイトにて「グリーン商品リスト掲載品」マークを付け、お客様がグリーン購入を行う際の目印にしていただいています。2019秋・冬号カタログでは、約14,400アイテムのグリーン商品を掲載しています。また、お客様のグリーン購入をサポートさせていただくため、アスクルWebサイト内にある「グリーン商品ショップ」において、グリーン商品の一覧表やグリーン商品のご購入実績をダウンロードできるサービスもご提供しています。アスクルは、お客様の購買代理人として、これからも正確な環境情報の提供とお客様のグリーン購入サポートを積極的に進めてまいります。

森林認証製品の取り扱い

アスクルでは、2005年6月にFSCのCoC認証、2010年5月にPEFCのCoC認証を取得し、森林認証製品の開発・取り扱いに力を入れています。紙製品や木製品を扱う販売者として、森林認証製品の拡大による「責任ある調達」を進めており、現在では、コピーペーパーやノート、伝票などの紙製品をはじめ、主要な木製家具シリーズにおいて森林認証製品の品揃えをしております。2019年秋・冬号では、約1600アイテムの森林認証製品がカタログ上に掲載されています。今後もアスクルは、森林認証製品の取り扱いを強化し、合法で持続可能な紙製品・木製品をご提供していきます。

アスクルオリジナル商品における森林認証製品拡大の取り組みについては、こちら 「Special Issue オリジナル商品における森林認証製品への取り組み」もご覧ください。

  • 森林認証製品アイテム数推移

column

森林認証制度について
森林認証とは、独立した第三者機関が、森林管理を一定の基準に照らし、評価・認証していく制度です。現在、グローバルに認証活動を行っている制度としては、FSC認証とPEFC認証の2種類があります。
FSC

FSC認証は、森林減少や劣化の問題などを背景として生まれた、「適切な森林管理」を認証する制度です。適切な森林管理がされていると認証された森林から収穫された木材や木材製品にFSCのロゴマークが付けられます。

https://jp.fsc.org/index.htm

PEFC

PEFC認証は、違法伐採を抑制し、持続可能な森林を育てる活動を促すことを目的に、世界各国の森林認証制度の互換性・同等性を保証する相互承認のための仕組みとして1999年に発足した世界最大の森林認証制度です。

https://sgec-eco.org/
 

商品包装における環境配慮

アスクルでは、「お客様の利便性向上」と「環境への配慮」という2つの側面から、簡易包装商品の開発に取り組んでいます。
商品を大量にまとめてご購入・ご利用いただく職場や現場お客様にとっては、個包装の商品では取り扱いに手間がかかる上、ゴミも増えてしまいます。
アスクルではこの点に着目し、サプライヤー様のご協力のもと、販売単位数量を大口でまとめて、簡易な包装にすることで、お客様が商品をお使いいただく際の作業効率を高めるとともに、無駄な資源の削減に努めています。

Topics
オリジナル天然水「LOHACO Water」 飲み切りサイズ(410ml)

“ラベルレスペットボトル”を採用
~環境への配慮と利便性を追求、ラベルをはがす手間が省けて分別もカンタンに~

アスクルは、個人向けサービス「LOHACO」において、2018年7月、オリジナル天然水「LOHACO Water 410ml」を“ラベルレス”のペットボトルで販売開始しました。環境に配慮したラベルのない小容量タイプを開発しました。

① プラスチックの削減と分別の手間を削減
“ラベル”のないボトルデザインは、水ができる自然のサイクルをイメージし、水が生まれるまでの過程に存在する「滝・雫・霧・雪」をモチーフにしています。廃棄の際にラベルフィルムをはがす手間を省くことができリサイクルに寄与することが期待できます。

② 非加熱無菌充填(フィルター除菌)
国内におけるミネラルウォーターの製造は、加熱によるものとろ過による除菌方法がありますが、この商品はμm以下の微細なフィルターで原料井水(鉱水)を除菌して、クリーンルーム内で清浄なままに充填・パックしています。
③ 輸送効率
e-コマースでの輸配送を前提とした新規格のダンボールパッケージを用いています。パッケージはA4サイズより小さいコンパクトサイズですので、配送時にはダンボールの底面に2箱隙間なく収まります。、日用品と一緒にご注文いただいた場合にも、段ボールひと箱に収めてお届けするjことが可能です。配送効率の向上に効果があります。
アスクル株式会社 CSR推進

約束3:「社内管理」

再生可能エネルギーの導入 ~ 太陽光発電 ~

アスクルでは、気候変動対策と脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入に取り組んでいます。
これまで自社所有の建物には太陽光パネルを設置するという方針のもと、2014年5月期に稼動開始した「ASKUL Logi PARK 首都圏」には、ソーラーフロンティア社製CIS太陽光パネル(160w/枚)3700枚を屋上に設置し、2014年3月より発電を開始しました。また、2016年5月期には、「ASKUL Logi PARK福岡」に、シャープ製太陽光パネル(250w/枚)2400枚を設置し、2016年3月より発電を開始しました。
しかし、2017年2月に発生した「ASKUL Logo PARK 首都圏」の火災により、同センターの太陽光パネルは焼失し、また「ASKUL Logi PARK福岡」においては、建物に付随して太陽光パネルを譲渡したため、自社所有の建物での太陽光発電はできなくなりました。
一方、2016年7月に、2030年「CO2ゼロチャレンジ」を宣言し、2017年11月には「RE100」に加盟しました。その第一歩として、2018年5月1日からネクストエネジー・アンド・リソース株式会社が提供する「グリーナでんき」の「GREENa RE100プラン※1」を導入しました。2018年7月までに4センターに順次導入し、本社・物流センターを含めたグループ全体の電力使用量の約25%を再生可能エネルギーに切り替えています。
アスクルでは、CO2ゼロチャレンジをさらに進めるため、今後も再生可能エネルギーの導入を積極的に推進していきます。

※1:「グリーナでんき」については、こちらのリリースをご参照ください。
http://pdf.irpocket.com/C0032/axM2/kXcE/pJ1Z.pdf

全社的な省エネへの取り組み

アスクルでは、事業活動における「CO2の見える化」対策として、「エネルギー遠隔監視システム」を主要事業所に設置し、エリア別・設備別・機能別の詳細なデータが把握できる体制を構築しています。また第三者による「省エネルギー診断」を実施し、「エネルギー遠隔監視システム」のデータ分析結果とともに、総合的な評価を行い、各サイトの効果的な省エネ施策を計画・展開するようにしています。

エネルギー遠隔監視システム画面

エネルギー遠隔監視システム画面

夏の節電対策について

2011年の東日本大震災以降、夏の電力不足が全国的に深刻化するなか、アスクルは省エネプロジェクトを発足させ、各部門からなるプロジェクト体制を構築、全社をあげて省エネ活動を推進しています。

■物流センター

アスクル全体の電力使用量の90%以上を占める物流センターでは、2011年夏以降、節電要請に伴って毎年様々な施策を講じています。2011年夏には、DCMセンターにおいて、1F・3F・5Fの照明を約40%の削減効果のある高効率タイプに交換しました。これにより、DCMセンターにおける2012年5月期の年間電力使用量は、センター全体で前年度に比較して約13%削減することができました。他のセンターにおいても、照明等のスイッチ回路変更を行い、エリアごとに適切な消灯ができる体制を整備し、人感センサーを設置する等の対策を講じ、省エネに努めました。 2012年からは、物流センターの照明を順次LEDに交換しています。2012年夏には、大阪DMCの1階~6階の全フロアの照明を、2013年夏にはDCMセンターの1F事務所、4F・6Fの天井照明を、2014年夏には仙台DMCの全フロアの照明をLEDに交換しました。また、2015年12月から稼動しているASKUL Logi PARK福岡、2016年5月から稼動しているASKUL Logi PARK横浜、2018年2月から稼動しているASKUL Value Center関西などの新設物流センターでは、設立時からLED照明を設置しています。各物流センターでは環境目標を設定して、ピークカットや使用電力量の削減に取り組んでいます。

LED照明の導入(仙台DMC)

LED照明の導入(仙台DMC)

「どこでもプリント」の導入

紙使用量の削減は、アスクルの全社的な環境活動のひとつです。さらにその取り組みを深化させるために、2011年5月期から、「どこでもプリント」というシステムを導入しています。「どこでもプリント」は、紙を利用する出力機器(コピー機、プリンタ、ファックス、スキャナ、複合機)にICカードによる個人ID認証をかけ、統一されたプリントドライバにより、対象エリア内の出力機器を文字通り「どこでも」利用可能にするシステムです。これにより個人ID単位、部門単位で利用実績データを取得でき、機器の稼働率にも着目して、より効果的な紙使用量削減の対策を採用できるようになりました。さらにシステム導入の過程で、機器の台数を削減し、節電効果の高い機器へ集約していくことで、省エネとコスト削減の改善を図りました。また、セキュリティ面でも、出力紙の放置がなくなりリスク軽減につながるなど、多くのメリットをもたらしました。2012年5月期から、EMS(環境マネジメントシステム)活動として、部門別に月次のコピー・プリント・スキャン枚数を集計、実績を「見える化」することによって、社員の紙削減への意識を高める取り組みを実施しています。紙出力ではなく、スキャン機能を利用することや、複数面をまとめることによって物理的な枚数を少なくすることが浸透し、紙使用量の削減に大きく寄与しています。スキャン機能の利用は、コスト面、および、電子化による作業効率の改善にもつながっています。

「どこでもプリント」システム

「どこでもプリント」プリントシステム

契約書電子化システムの導入による業務改善と環境負荷の軽減

アスクルでは2012年5月期に、「契約書電子化システム」を導入、2014年5月期には約12,000件の紙の契約書をすべてデジタルデータ化しました。これまで従業員が契約書を閲覧する場合は、従業員自身が本社の総務部門へ出向き、契約書の一覧から探したい契約書を検索しなければなりませんでした。そして総務部が金庫の鍵を探してキャビネットから照会された契約書を取り出し、従業員は閲覧簿に記載後、契約書を確認したうえで、必要であればコピーをしていました。これまでこうした煩雑な手順が繰り返されてきましたが、システム導入後は、従業員は契約書を自分の席ですぐに閲覧することが可能になり、契約書の閲覧・検索の操作性は格段に向上し、さらに契約書に関する紙の使用量を削減することも可能になりました。総務部門の契約書関連業務も大幅に削減され、業務が効率化されるとともに、複数台に保管されていた契約書のキャビネットの保管スペースを有効に活用することができるようになりました。さらに、契約書はシステム上で一元管理されるため、セキュリティ上のリスク軽減にも貢献しています。この契約書検索システムは、2013年5月期から本格運用しています。今後も、さらに業務の効率化を図り、使い勝手のよいシステムに改善していく予定です。

電子契約書閲覧・検索システム「DocuShare」

電子契約書閲覧・検索システム「DocuShare」

シンクライアントの導入による電力使用量の削減

アスクルでは、省エネ対策の一環として、シンクライアント∗の導入を進めています。現在導入しているPCに比べて、機能面・操作面で問題がないこと、端末の電力使用量が4分の1~2分の1になるという実績をもとに展開し、2018年6月時点で、導入実績253台となっております。2014年5月期からは、環境活動の見える化としてCO2貢献量の算出にも取組んでおります。
また、個人のPCに、個人情報や重要な情報が保管されることがないため、セキュリティ対策やBCP(事業継続計画)対策としても効果が期待できますので、BCP関連部署を中心にシンクライアントの導入を推進しています。

∗社員が使うコンピュータ(クライアント)に最低限の機能のみを持たせ、サーバ側でアプリケーションソフトやファイルなどの資源を管理するシステム。

廃棄物の適正管理に向けて

近年の「廃棄物処理法」遵法強化への対応として、アスクルは事業活動における廃棄物の管理体制の強化を進めています。2010年5月期に「廃棄物遵法管理システム」を全社で導入し、産業廃棄物管理について、契約書・許可証・マニフェストをシステム上で確認できる仕組みを構築しました。これにより、排出部門でも簡単に許可証の期限切れや処理ルート相違などが確認できるようになりました。2012年5月期からは全部門で電子マニフェストを導入し、廃棄物管理の効率化とさらなる適正管理に取り組んでいます。また、「廃棄物遵法管理システム」を産業廃棄物以外の一般廃棄物にも活用し、廃棄物全体の適正管理を推進しています。アスクルは今後も、これらの仕組みを利用し、適正管理を推進していきます。

廃棄物遵法管理システム

廃棄物遵法管理システム
Topics
大阪DMCが大阪市環境局長による「ごみ減量優良建築物」標章を受賞しました。

2016年10月14日、アスクル大阪DMC(大阪市)が、大阪市の平成28年度「ごみ減量優良建築物」として、「ごみ減量優良標」と「大阪市環境局長」の感謝状を受賞しました。
これまでの大阪DMCにおける廃棄物の発生抑制、廃棄物の適正管理、再資源化への適正処理等の取り組みが評価されたことと思っております。

この表彰制度は、大阪市が平成11年度に創設した制度で、「廃棄物の減量推進及び適正処理並びに生活環境の清潔保持」に顕著な功績を上げている特定建築物を対象に、「ごみ減量優良標」を贈呈し、さらに優良な取り組みを一定期間(5年連続あるいは通算6年)以上継続している建築物に対しては、大阪市環境局長感謝状を贈呈するものです。

今後も、廃棄物の適正管理に取り組み、さらに優良な取り組みを実施している建築物に贈呈される「大阪市長感謝状」を受賞できるよう、継続的な活動を実施していきます。

大阪市平成28年度「ごみ減量優良建築物」表彰式
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000192393.html

  • 大阪市環境局長感謝状
    大阪市環境局長感謝状
  • 「ごみ減量優良建築物」標章
    「ごみ減量優良建築物」
    標章
  • 表彰式

「ゼロエミッション」への取り組み

アスクルは、再資源化率99%を目指します。

アスクルでは、2008年5月期より、3R(リデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再生使用)に基づき、事業所から排出される廃棄物量の削減に取り組んでまいりました。まず、サプライヤー様との協力のもと、仕入れ商品の梱包資材を削減したり、適正在庫による商品廃棄の削減をするなど、廃棄物の抑制に取り組みました。物流センターでは、ダンボールや古いカタログなどの不要な紙資源はもちろんのこと、排出物の分別を徹底することにより、廃プラスチックや金属等についても再生資源として活用する仕組みを構築し、リサイクル率の向上に努めてまいりました。
2013年5月期からは、アスクルのゼロエミッションを「再資源化率99%」と定義し、取り組みを進めており、2019年5月期も、99%以上の再資源化率を達成しました。今後は、さらに廃棄物の分別を徹底し、再資源化率を高め、ゼロエミッションに向けた取り組みを行ってまいります。

物流センターでの分別のようす

物流センターでの分別のようす

本社オフィスに間伐材を使用

アスクルでは2014年秋に、豊洲本社オフィスの増床及びリニューアルを行いました。商談スペースやショールーム、ECマーケティングラボ(∗)の床材等として、国内の間伐材を使用しています。ナチュラルな木の温もりを感じられる、環境に配慮したオフィスとなっています。

  • ECマーケティングラボ
    ECマーケティングラボ:218.7m²(∗1)
  • 商談スペース
    商談スペース:818.8m²(∗2)

(∗1)東京都奥多摩の間伐材・・・ECマーケティングラボの床材、ショールーム棚材等で使用 仕入れ先:株式会社東京・森と市庭

(∗2)岡山県西粟倉村の間伐材・・・商談スペース、ショールームの床材等で使用 仕入れ先:株式会社西粟倉・森の学校

∗「ECマーケティングラボ」についてはこちらをご覧ください。

アスクル株式会社 CSR推進

約束4:「販売・配送」

自転車による配送

2015年9月に、株式会社エコ配が新たにアスクルグープの一員となりました。2015年12月より東京・名古屋・大阪の一部地域の法人のお客様に、自転車配送が可能なサイズ・重量の梱包について自転車によるお届けを開始しています。自転車による配送は、CO2排出量削減に大きな効果があります。

  • 自転車による配送
  • 自転車による配送

LOHACO新受取りサービス「Happy On Time」

2016年8月31日から、LOHACO新受取りサービス「Happy On Time」を開始しました。
「Happy On Time」は、これまでのお届け時間帯に、早朝便、深夜便を追加し、朝6時から夜24時まで、1時間単位でお客様が受け取る時間を指定することができるサービスです。本サービスでは、「1時間単位の指定」「30分単位のお届け予定」「10分前の直前お知らせ」の3つの時間を約束しています。それによって、時間の無駄なく受け取ることができ、お客様への再配送を少なくすることもできます。宅配便における再配送は、社会的な課題となっており、一般的な宅配不在率(※1)は、約20%といわれています。本サービスを試験的導入したところ、宅配された商品が受け取られなかった「不在率」(※2)は6%となっています。
お客様が小刻みな時間帯で受取り時間を指定し、配送時間をきめ細かく通知するためには、配送計画や配送車両状況をリアルタイムに管理することが必要です。配送に関する物流ビッグデータと人工知能という新しいテクノロジーを活用し、最適配送を実現していきます。

本サービスの詳細は、リリースをご参照ください。
http://pdf.irpocket.com/C0032/xoy0/jatL/QOjl.pdf

  • LOHACO新受取りサービス「Happy On Time」
    1時間単位の指定
  • LOHACO新受取りサービス「Happy On Time」
    30分単位のお届け予定
  • LOHACO新受取りサービス「Happy On Time」
    10分前の直前お知らせ

また、2017年8月2日から、商品配達時におけるお客様からのご要望に対応する4つの便利な機能を追加いたしました。
①「置き場所を指定して受け取る」
②「ダンボール回収をしてもらう」
③「お届け直前に電話をもらう」
④「宅配ボックスで受け取る」
本機能によりお届け直前のお客様のご都合やご要望にも応えることで、さらに便利なサービスに進化します。「Happy On Time」を利用いただいた場合の不在率は、2016年11月度で2.7%、2017年6月度と7月度では 2.5%(※3)を実現し、一般的な不在率約 20%(※1)との比較において、再配達削減の効果が着実に現れております。アスクルはこれからも、最適なeコマースのラストワンマイルを実現してまいります。

本サービスの詳細は、こちらをご参照ください。
http://pdf.irpocket.com/C0032/xOcR/BFQQ/vkHP.pdf

LOHACO新受取りサービス「Happy On Time」

※1:出所 平成27年8月25日国土交通省
「宅配の再配達の発生による社会的損失の試算について」

※2:本サービス試験導入による実績(2016年5月~6月、2時間枠指定の場合)

※3:2016年11月度は2016年10月21日~同年11月20日、2017年6月度は2017年5月21日~同年6月20日、
2017年7月度は2017年6月21日~同年7月20日までの1時間枠指定の場合の平均値。

インターネット受注率の向上にむけて

アスクルでは、お客様からのご注文をファックスとインターネットの2つの方法でお受けしています。インターネットでの受注は、ファックスに比べてお申し込み用紙の記入漏れやデータの読み取り不良が発生しづらいため、受発注時のミスも少なく、社内の業務効率の改善に貢献しています。また、FAX受注に比べてインターネット受注のほうがCO2排出量が少ない※1ため、複数の部門がインターネット受注率の向上をEMSにおける環境目標に設定し、業務の効率化と、それに伴うCO2排出量の削減に取り組んでいます。2019年5月期のインターネット受注率は83.5%にまで上昇し、順調に増加しています。これに加えて、ウェブサイトにおいても、定期的に環境関連の特集ページを組み、情報発信を行うなど、お客様との環境コミュニケーションの推進にも力を入れています。アスクルは、今後もインターネットを使ったお客様との新しい環境コミュニケーションのあり方を模索し、より使いやすいウェブサイトの構築を目指していきます。

※1:総務省「地球温暖化問題への対応に向けたICT政策に関する研究会報告書(2008年4月)」などを参考にアスクル独自で試算。

インターネット受注比率

省資源梱包の取り組み

アスクルは、環境配慮の観点からお届けの梱包資材にさまざまな取り組みを行っています。省資源のため、商品の大きさや種類により紙袋やポリエチレン袋でお届けしているほか、荷物の内容量に合わせてダンボールの高さを調整することで、紙緩衝材の使用量削減を進めてきました。2009年からは、「ECO-TURN(エコターン)配送」により、緩衝材やダンボール等の梱包資材の使用量を削減する取り組みを行っています。
「ECO-TURN(エコターン)配送」の詳細はこちら
また、2013年5月期から、紙緩衝材をエア緩衝材に変更することにより、緩衝材の使用量を削減する取り組みを始めています。さらに、ガムテープ不要で、緩衝材の使用量を大幅に削減するI-Packシステム(自動梱包システム)を、ASKUL Logi PARK首都圏をはじめ、ASKUL Logi PARK福岡、ASKUL Logi PARK横浜、さらにASKUL Value Center関西等へ、順次導入しています。アスクルは、今後もご注文いただいた商品を、破損しないようにきちんと保護しながら、できるだけ無駄な梱包資材を使わないお届け方法を模索していきます。

i-Packシステムによる梱包

i-Packシステムによる梱包
I-Packシステムによる梱包

ECO-TURN配送の環境効果

「ECO-TURN(エコターン)配送」は、商品を再利用可能な折りたたみコンテナ(「通い箱」)でお届けし、それらを回収して再び商品のお届けに使用する仕組みです。お客様は商品の注文時に「ECO-TURN配送」を希望するかどうかを選択することができ、対象エリアのお客様の多くに「ECO-TURN配送」を選択していただいています。梱包資材を再利用することにより、お客様がダンボールや紙緩衝材を処理する手間を削減するとともに、アスクルも梱包資材の使用量を削減することができるようになりました。お客様の声から生まれたこの「ECO-TURN配送」は2009年4月より東京地区からスタート、2009年9月には横浜地区、2010年3月には大阪・名古屋地区、2010年9月には、仙台・福岡地区と、全国の当日配送エリアに順次展開してきました。また、2012年3月には東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の翌日配送エリアにも展開しています。「ECO-TURN配送」の展開により、お届け時に使用している荷物1個あたりのダンボール重量は、2013年5月期にはECO-TURN配送をはじめた2009年5月期に比べ約28%削減しました。このように、BtoBでは、「ECO-TURN配送」による梱包資材の使用量の削減の効果が顕著に表れておりますが、2014年5月期からの個人向け通販LOHACOの展開により、お届け時に使用している荷物1個あたりのダンボール重量が増加しています。今後は、個人向け通販LOHACOにおいても、環境にやさしい配送を目指した新たな改善に取り組んでいく予定です。

折りたたみコンテナ
折りたたみコンテナ

※:ECO-TURN配送は、2013年8月までは、再利用可能なリターナブルバッグ(通い袋)を利用していましたが、より一層の環境への配慮とお客様へのサービス向上のため、紙袋での配送に切り替えました。ご不要になった紙袋は回収サービスをご提供しており、リサイクル資源として再利用されます。

環境車両の導入

アスクルでは、お客様に商品をお届けするまでの間にさまざまな環境への配慮を心がけています。環境商品の取扱いを充実させることはもちろん、商品を無駄なく調達し、最小限の梱包資材でお届けする、環境に配慮した配送車両でお届けする—こうした地道な取り組みを積み重ねていくことで、より環境負荷の少ないサービスを目指しています。

EV車両の導入
2016年8月、日産の電気自動車e-NV200を10台導入しました。都内において、主に個人向けサービスのラストワンマイルに使用しています。電気自動車は、走行時の排ガスを出さず、CO2排出量もゼロになるため、大気汚染対策や気候変動対策に大きく貢献します。
また、環境だけでなく、ドライバーからも好評です。
~「ガソリンスタンドに行かなくて良いので、時間が読みやすくなった。早朝や夜間の住宅街への配送は、静かで騒音を気にしなくていい。振動がなくて乗りごごちがいい。」~

今後も、アスクルの「2030年CO2ゼロチャレンジ」や「EV100」を実現するため、積極的にEVを導入していく予定です。さらに、物流センターの電力を再生可能エネルギーに切り替えることによって、EVにの充電時にも再生可能エネルギー由来の電力を使用することができます。
ハイブリッド車両の導入
アスクルの思いをイラストに込めた「ラッピングトラック(ハイブリッド車両)」10台を、2013年5月7日から、東京都内において走行させています。イラストは、元旭山動物園飼育員の絵本作家 あべ弘士さんにお願いし、北極圏、南極圏の動物をテーマにシロクマ、ペンギン2種類、アザラシの4パターンを展開しています。

全国のお客様に商品をお届けする際、たくさんのトラックを走らせるアスクルサービス。ハイブリッド車両もEV車両もまだまだ台数は少ないですが、できるところから一歩ずつ実践し、これからもサービスを通じて、環境への取り組みを進めていきたいと考えています。

 
あべ弘士(Abe Hiroshi)
1948年、北海道旭川市生まれ。1972年から25年間、旭川市旭山動物園飼育係として勤務。たくさんの動物たちに出会い、いろいろなことを教えられる。 特に哲学をゴリラに、絵をゾウに師事する。現在は退職し、絵本を中心に作品を創作。主な作品に「あらしのよるに」「ふたごのしろくま」など多数。

配送に伴うCO2の見える化

お客様へ商品をお届けする際のCO2排出量を正確に把握し、削減につなげていく――。これは、日々多くの車両を使い事業活動をしているアスクルにとって、とても重要なテーマです。こうした背景のもと、2010年5月期より、配送に伴うCO2排出量をより正確に把握できるよう、精度の向上に取り組んでいます。アスクルでは、物流センターから比較的近いお客様では、単純に1台の車が往復しているケースもあれば、通常は、数多くのお荷物をできるだけ効率的に運ぶために、「デポ」と呼ばれる中間積み替え地点まで、大きな車両でまとめて搬送し、そこからお客様ごとに小分けにした商品を配送するなど、お客様に商品をお届けするために、さまざまな方法を採用しています。2011年5月期からは、こうしたさまざまな配送パターンの違いをふまえ、可能なかぎり正確なCO2排出量を試算しています。個人向け通販LOHACOのサービス拡大によりお届けが増加したことなど、配送に伴うCO2排出量は、改善すべき課題が多いと認識しています。2013年5月期からグループ会社であるASKUL LOGIST社と協力し、ハイブリッド車等の環境車両の導入やエコドライブなど、CO2排出量の削減のための具体的な施策に、積極的に取り組んでいます。アスクルは、今後も配送パートナー会社とともに、より効率的で無駄のない配送を目指し、CO2排出量の削減に取り組んでいきたいと考えています。

アスクル株式会社 CSR推進

約束5:「回収・循環」

返品による商品廃棄の削減

アスクルでは、イメージ違いなどの理由で、商品が返品されることがあります。これまで返品された商品の多くが廃棄処分となっており、環境負荷やコスト面でのロスを発生させていました。お客様が返品される理由はさまざまですが、その中で約半数を占めるのが、カタログの見間違いにより発注数量などを誤ってしまい返品となるケースです。アスクルでは、こうした実態をふまえ、返品が多く発生している商品のカタログページの表現を分析し、その分析結果を次のカタログ制作に活かすことで、お客様が買い間違いを起こさない、選びやすいカタログの表現に努めています。こうした努力の結果、2019年5月期では、この活動を開始した2007年5月期対比で返品率を約55%削減させることができました。また、返品されてきた商品の中には、外装または商品本体の一部に少しの汚れや凹みがあるだけで、お使いいただく上ではまったく問題のないものが数多くあります。こういった商品については各サプライヤー様と協力し、良品化を行っています。さらに2008年1月からは、良品化が困難な商品を「わけあり品」として、お客様にご了解をいただいたうえでお買得価格にてご提供しています。お客様からは、「安くてとても助かる」「箱の汚れや凹みは気にならない」「もっと品揃えを増やして欲しい」というお声が多く、ご好評をいただいています。本来の目的である商品廃棄の削減にも大きく寄与しており、2019年5月期は、廃棄金額を2007年5月期対比で約34%削減することができました。アスクルはこれからも返品による商品廃棄の削減を目指し、取り組みを強化していきます。

  • 返品センターの様子
    返品センターの様子
  • 返品センターの様子
  • 返品センターのエントランス
    返品センターのエントランス

カタログ・ダンボール・紙袋回収

アスクルは、「有効期限が終了したカタログ」と「商品お届け時に利用したアスクルダンボール」の無料回収サービスをご提供しています。回収したカタログやダンボールは、各物流センターに集約され、リサイクル資源として有効活用されます。カタログの回収サービスは2002年から、ダンボールの回収サービスは2005年から開始し、順次回収エリアを拡大し、2019年5月期のカタログ回収量は約165トン、ダンボール回収量は約680トンとなりました。カタログやダンボールはお客様とアスクルをつなぐ重要な役割を担っていますが、古くなってしまえばお客様には不要なものになってしまいます。また、2013年からは紙袋の回収を行っています。今後も、お客様先で発生する不要な梱包資材を削減するために、カタログ・ダンボール・紙袋回収エリアの拡大に努めていきます。

カタログ回収量の推移

※08年5月期:2.1kg/冊で換算
※09年5月期:2.0kg/冊で換算
※10年5月期:2.2kg/冊で換算
※11年5月期〜16年5月期:2.1kg/冊で換算
※17年5月期~18年5月期:2.0㎏/冊で換算
※換算値は当該年度内の発刊カタログの平均重量で算出

古いカタログ
古いカタログ

ダンボール回収量の推移

※08年5月期~18年5月期:0.8kg/枚で換算
※換算値は出荷用ダンボールの平均重量で算出

ダンボール
使用済みのダンボール

トナーカートリッジの回収・リサイクル

アスクルでは、お客様がご使用された各種トナー・インクカートリッジを無料回収し、リサイクルするサービスを提供しています。回収したトナーカートリッジは、リサイクルトナーとして生まれ変わります。リサイクルトナーは、お客様のオフィスにおける「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」を推進し、コストの削減にもお役立ていただくことができます。
2010年10月より開始した当サービスは、順次そのエリアを拡大しています。2019年5月期現在では、全国の当日配送エリア、一都三県・山梨県・長野県・静岡県の翌日配送エリアおよび沖縄県のお客様については、ドライバーが商品お届け時にあわせてお客様がご使用されたトナー・インクカートリッジを回収しています。その他の地域のお客様については、トナーの回収をお申し込み後、回収便がお伺いするサービスをご提供しています。アスクルは引き続き、お客様にとってより便利なトナー・インクカートリッジの回収サービスの開発に取り組んでいきます。

ご使用済み トナーカートリッジ 回収いたします
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(こちらからお申し込みができます)

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