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【事業応援PJ】 支援先 #004 株式会社八木澤商店

【事業応援PJ】 支援先 #004 株式会社八木澤商店

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株式会社八木澤商店
「震災前の土地へ帰還 発酵の技術を使った新たな挑戦」

企業プロフィール

株式会社八木澤商店
商号 株式会社八木澤商店
所在地 岩手県陸前高田市気仙町字町307番地8
事業内容 味噌・醤油及び類似商品の製造・販売
設立 1960年1月1日(1807年創業)
代表者 河野 通洋
URL https://www.yagisawa-s.co.jp/
沿革
1807年
八木澤酒造創業。大正年間しょうゆ醸造業を兼業。
1944年
当地方8名の酒造業が合併。気仙酒造操業工場となる。
1960年
株式会社八木澤商店となる。
1982年
しょうゆを加工した、つゆ・たれ類製造開始。
2003年・2007年・2009年
全国醤油品評会にて、農林水産大臣賞受賞。
2011年
東日本大震災により壊滅的被害を受け、蔵、製造工場が全壊、流出。岩手県内陸に営業拠点を移転。製造を委託し、商品販売を開始。つゆ・たれ工場を借り、しょうゆ加工品の製造を開始。
2012年
一関市に製造工場建設着工。陸前高田市に戻り本社兼店舗を再開。
一関市に自社製造工場を竣工。
2013年
自社工場による製造開始。
2020年
発酵パークCAMOCYオープン。
経営理念
  • 私たちは、食を通して感謝する心を広げ、地域の自然と共にすこやかに暮らせる社会をつくります。
  • 私たちは、和の心を持って共に学び、誠実で優しい食の匠を目指します。
  • 私たちは、醤の醸造文化を進化させ伝承することで命の環を未来につないでゆきます。
◎ 支援内容(資金使途の予定)
新社屋・新工場の運転資金
新商品に関わる人件費・資材費・販促費用等を含め、運転資金としての活用を見込んでいます。国内外からの要望に応えてヴィーガン対応商品を開発しており、ヨーロッパへの販売も予定しています。
SDGsへの貢献
8:働きがいも経済成長も9:産業と技術革新の基盤をつくろう

商品・事業紹介

フカヒレの加工の様子
▲奇跡的に発見されたもろみを使った醤油「奇跡の醤」
新商品づくりへのチャレンジ

八木澤商店は創業1807年、200年以上の歴史を有するしょうゆ醸造蔵です。伝統の製法を守り、長い期間をかけて発酵・熟成されたこだわりのしょうゆを作っていましたが、2011年の東日本大震災により、陸前高田市の工場および直販店が全壊しました。

様々な苦闘を乗り越え、八木澤商店は次の100年に向けて、本社を震災前に所在していた陸前高田市・今泉地区に移転し、合わせて、同地に味噌工場を併設し、これまで別会社に製造を委託していた、味噌の内製化を図ります。

海外では大豆で作られた味噌・しょうゆが注目を浴びていることもありヴィーガンやベジタリアン向けの豆乳製品など、新たな商品を生み出し、収益の柱を作っていきたいと考えています。

原料となるヨシキリ鮫
▲失われた、創業200余年継承してきた醸造所
ペットフードの製造工場予定図
▲震災後のかさ上げ工事終了
10年の時を経て陸前高田へ帰還
社会的リターン指標が設定されています
▲同じ土地に発酵パーク
「CAMOCY(カモシー)」をオープン
石渡久師代表

もがき苦しみながらの10年だったと思います。会社の復興も、町の復興もなかなか進まなかったため、もどかしい気持ちでいました。でもたくさんの方に支えていただき、なんとかここまで来ることができました。今、やっとスタートラインに立てて、未来に光が見えそうだなという気持ちです。

本社と工場を陸前高田市今泉地区に戻すこと。それは、単に経営改善のためではありません。町に発酵の香りを戻すこと。発酵の町をもう一度つくること。これが、八木澤商店だけでない、この土地の願いなのです。

ー河野通洋代表ー

◎ 応援ポイント
  •  世界に向けて日本の発酵をアピールできる技術と歴史に期待!
  •  復興を完了させ、発展するためのステージに挑戦する地元の若いリーダーを応援したい!
▼詳しいストーリーはこちらから(個人向けファンド「事業紹介ページ」へ)
アスクル株式会社 メディカル部, アスクル株式会社 CSR推進部, 株式会社ディ・エフ・エフ