商号 | APJ株式会社 |
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所在地 | 福島県喜多方市 |
事業内容 | ピーナッツの生産・加工・販売 |
設立 | 2020年4月24日 |
代表者 | 松﨑 健太郎 |
URL | https://okuya-pj.co.jp/ |
豆商いの3つの心
かつてはピーナッツの一大産地だった会津だが、海外産の原料ピーナッツの輸入により現在は作付面積も10分の1にまで縮小。東日本大震災の前年より福島県会津地方のブランドを作りたくて、落花生の契約栽培を開始。国産落花生にこだわり、地元の農家さんと共に会津ピーナッツの消費拡大・認知向上を目指している。完全一毛作で生産し、遠赤焙煎で丁寧に二度焙煎を行った後、ピーナッツの殻は100%手剥きしているなど、非常に贅沢な作り方が特徴。
地域や他社への貢献をいかに成すか。自社・お取引先・お客様・地域・社員、五方良しの考え方が根底にあり、事業の内容を変化させながら、現在の形への進化させている。APJ設立から約4年、農家さんの収入を増やすを目標に、60名の農家さんと落花生の契約栽培を増やし、会津の就労支援施設15か所約200名と連携し焙煎したピーナッツの殻剥きを依頼するなど、相互にメリットのある農福連携を実現している。
福島県会津地方は、米の栽培が盛んな地域ではありますが、年々コメの値段が下がり、農家さんも高齢で減り続けています。このままだと、会津から田んぼ畑が減り、荒れ地が増えていく恐れがある中、農家さんの収入を増やすを目標に、落花生の契約栽培を増やしています。
また、殻むきの作業は、障がい者施設で働く方々に手むきで作業していただいており、冬の雪深い期間の仕事として喜んでいただいております。
地域とともに、会津産落花生・ピーナッツをブランドにしていき、節分に落花生の文化を広げていきたいです。
代表取締役 松﨑健太郎